名所旧跡もいいけど、オラの旅の楽しみの半分は、ご当地のレコード店・ジャズスポット巡り。
奈良 ビ―セルズ~ビートルズのレコード専門店。
※近鉄奈良駅の近くのビル3F
「ハード・デイズ・ナイト」か「ホワイトアルバム」狙いで入店。
「ホワイト」は在庫無さそうなので「ハード・デイズ」に絞る。
当初は1万円以内のリミックス盤あたりだったのだが、予算内だとどこでも買える国内盤や質の劣った盤しかない。
店主が「今は中堅プライス盤が無くて・・試聴できますよ~」のお言葉で聴かせてもらうことに。
ドイツモノラル盤13800円だったか。すべての音が一塊、これぞモノラルなのか?
デンマークモノラル盤17,800円。A面はUKプレスB面はデンマークプレス。
ドイツ盤と全然違う、モノラルだけど空間を感じるし楽器が弾む、オラのイメージ通りの音・・
こんなに違うのかあ・・・
ならばUK盤19,800円とB面で比較。
高域の澄んだ(北欧ぽい音?)デンマーク盤、ドラムやベースが少し重いどすの効いたUK盤。
差ではなく違い、オーディオ的にはデンマーク盤の方が良いのかもしれないが、作者が立ち会って作った音は
やっぱUK盤だろう・・・・・・・
え~い買っちまえ!!人生で一番高いレコードじゃ!!
奈良 エルムンド
19,800円のレコードを抱いて、クラシックの流れる喫茶エルムンドに。
ここはソナスファベールのスピーカー、マッキントッシュの球アンプ、EMTのプレーヤー等のシステム。
レコードが終わると、カウンターからマダムがプレーヤーのもとに赴き、ブラシでサワサワと埃をはらい
次のレコードをかけます、奈良の雅。
ソナスファベールの音を初めて聴きます。
歌劇がそこそこの音量でかかってたけど耳に刺さらない音質。
オケに埋まらない歌い手の存在感そしてホールトーン・・歌劇も良いもんだなと思わさる。
JBLなんかと違う飛んでは来ないけど、”そこに音楽がある”という表現。
聴き疲れしないシステムへの興味がわいてきます。
奈良 ブルーノート
老舗のジャズスポット。マスターに何処から来たのか問われ、札幌と答えると
お約束で、”遠い所から~・・何か聴きたいものは?ボーカルとか?”
”ボーカルは好まん、バリバリしたやつを”と言ったら
デビッド・マレイがアフリカ勢とやったCD(ファラオ・サンダース参加)をかけてくれた。
なかなか良い!ハードだけど重くない感じ。
デビッド・マレイって、聴けばどの作品も意欲的なんだけどなんかスルーしがちな人・・
タンノイの大型スピーカー(ウエストミンスター?)から、ゴリゴリではないけど”そこに音楽がある”・・
ここも欧州のスピーカー・・
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