にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ダヴィ・ヴィレージェス 「グノーシス」

2022年06月02日 | ジャズ、音楽

6/3~6/9 居合のお仲間と信州に行ってきます。
2年前に計画したがコロナ禍で延期していた。
松本城を筆頭に史跡(城、古戦場、古墳)巡りばかりですが、歴史に詳しい人達と行くと、
ただ碑が立っているだけでもイメージが膨らみます。
善光寺の御開帳も見れるかな・・

 

「21世紀のECM」というシリーズ、21世紀のなってからの新しい顔ぶれがチョイスされている。
オラには未知の人達が多いけど、どれも選りすぐりの作品。
要チェックですね。

先ずは、キューバ出身のピアニスト、ダヴィ・ヴィレージェス。
メンバーにキューバ出身者を揃え、陽気なラテン・・・ではなく、真逆のダークサイド。
ECM特有のクリスタル感も少ない(アメリカンクラーベ的な)夜の音楽、いいですねえ。
キューバ音楽を素材にしてはいるけど、そこはECM。
民俗的ななまりや汗や臭いは洗い流され現代音楽的な響きも。
かなり気に入りました。

ECMって吟醸酒みたいなものですね。
音楽家のルーツ要素を剝きとって、”芯”の部分を使って”冷やしてグラスでお飲み下さい”的に音質も含めて
スタイリッシュに仕上げる。
本当は熱燗で焼き物の茶碗で飲んだ方が良いような人でも、ガラステーブルがお似合いになるような・・

 

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