にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

刀剣鑑賞会(平安刀)

2022年10月11日 | 居合

10/10 キャビン大阪屋のオーディオフェアーを覗いてきました。
どれも美音だけど、お値段がなあ~
「トップモデルは2000万円です。」というアンプメーカー、どんな部品使うとそんな値段になるのか・・
そんな中、大きさも価格も現実的な設定で、真面目な音質のテクニクスに好感を持ちました。
某ブースのスピーカーに疑問、大した音量でもないのに20cm位のウーハーがブワブワ動きまくってる。
色んな技術的アプローチがあるのだろうが・・制動の効かない膨らんだ低音がまろやかさにつながるのかなあ?
レコードをかけているブースが多かったけど、今になって”アナログの復興”というのもなあ・・
客はお爺ちゃんばかり、オーディオ界の将来は・・
高級イヤホンは売れているから、音にこだわる若者はいるはずだがそこを取り込む気力体力は業界に残っていないのか・・

TAOCのインシュレーターと「マイルス・イン・ザ・スカイ」のオリジナル盤が最後まで気になったが
買わなかった。
TAOCのインシュレーター、効き目はあるのだろうが、
今自分のシステムを”鋳鉄で制振”する必要があるのか判断できなかったので見送り。
マイルスのレコード、高校時代に買った国内盤は傷だらけで、相当迷ったが、
ここで中古レコードに13,800円を出してしまうと今までコスパで音楽を探求してきた(そうなのか??)、
おらの生き様がぶれてしまうと考え断念した。
”ビンボ”が染みついているのか・・・

 

10/8 居合の先生宅で刀剣鑑賞会。
今回、初めて秘蔵の一振りを見せていただいた。
九州の戦国大名の末裔が所有していた平安時代作と思われる
オリジナルから若干擦りあげられた直刃の太刀、国宝級の有名刀にとてもよく似た姿かたち。
この上なく優美だけど戦った跡がある、峰に20か所以上の受け傷、刃の上部が1か所欠けている。
どう見ても公家か京都界隈の高級武士しか持てそうにない・・
敵の攻撃を何度もかわしながら闘い続けるだけの技量の持ち主・・
平家の誰か?源平の頃は、そんなに刀は使わないか・・
ならば足利義輝とか???

70cm以上あるが、持つと重さも長さも感じない。片手でも扱えそう。
刃紋・地金も見どころ満載だけど、兎に角フォルムに見とれてしまう。
手にすると心がふるえる。こんな刀は初めて。
(その夜は興奮して寝つきが悪かった・・・。)

※写真上の太刀拵が今回見せてもらったもの。
 下も平安期の刀だけど・・・

 

 

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