にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

Eldar Djangirov「Re-Imagination」

2015年11月30日 | ジャズ、音楽

週末はJBL4312Bで専らジャズ以外系(ピンクフロイド、フランク・ザッパ、Radio Head、ダニー・ハザウェイ等)を聴いてた。
エレキベース(エレキギターの立ち上がりも)がとてもいいのね。
あ~低音、気持ち良い~


キルギス生まれの現在28歳のピアニストの2作目(2007年、ということは20歳時か)。
偶然知ったジャズピアニスト。
アコースティックなピアノトリオ(ギター入りの曲もあり・・)にキーボード等の電子音を重ねた曲やスタンダードを織り交ぜた作品。
強いタッチと速さは元気溌溂!若手のあふれる才気を感じさせるが、スローな曲では超ベテランのような手練も。
オスカー・ピーターソンの「Place St. Henri」 をしれっと弾きこなすあたりは相当なもの。
ただ盛込み過ぎかな、スタンダード曲でどんなピアニストかじっくり知り、徐々にオリジナル曲で現代的な感覚を味わいたいという
年配者にはちと性急に感じる作品ですが、他の作品も聴きたくなってます。
系統だったジャズ情報が途絶え、過去の振り返りばかりに成りつつあるが、世界のジャズはそれなりに進行しているのですね。
大興奮するような”変革”はもう起きないかもしれないが、まだ聴くべきジャズはあるようです。

コメント
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