にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

空間現代2

2015年11月05日 | ジャズ、音楽

ライブ会場(マンモス2015)で生産者から購入。
「エディット感覚を根底にして作られた複雑かつユーモラスな楽曲構造と、脱快楽的なリズム構築を生演奏によって繰り広げるストイックなライブ・パフォーマンス、その両方の魅力が詰め込まれた傑作に仕上がっている。
 収録曲は彼らの近年のライブではお馴染みの楽曲が並ぶが、全ての楽器音をバラバラに一音ずつ録音した後、編集により曲として再構築するという手法が取られ (メンバーの古谷野が編集を担当)、これらにより生演奏とも打ち込みとも異なる未知なる聴取体験をもたらすような一枚となっている。」
 というもの。
アイデア勝負的だったり、方法論が先立つとツマラン場合がままあるが、本作は出てくる音が気持ち良く、面白い。

ジャズではないが、このグループの取組みはおらでも充分楽しめる。
スタンダードばかりやってソロまわして、いえ~いとやってる酒場ジャズより何ぼか真摯・・・言ってしまった・・
自分自身が歳をとってしまったことへの反動か、どうも”おじいちゃんぽい”ことに反発を覚えます。
先日の高田蓮の高田渡追悼ライブも、”そういう主旨”のライブであることはわかっていながら、唱和しているジジイを嫌悪してしまった。

いや、年取ったせいじゃないな、ずっと”何か別のモノ”を求めて音楽を聴き続けてきたのであり、その期待に応えてくれたのが主にジャズだった。
ジャズでも”馴れ合った”ものはダメですからねえ・・

今の若者達もまんざらではない・・・

コメント
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