にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

モリナガ・ヨウ『35分の1スケールの迷宮物語』

2006年07月26日 | 日々のこと
図書館にこんな本までありました。
昭和40~50年代、プラモにハマった少年たち=おらと同年代なら、絶対面白いです。
「そういえばあったよな」「自分もそうだった」、模型のことばかりでなく、個々の思い出を呼び覚ますでしょう。

接着剤が、すぐ乾いて無くなってしまうので、慌てて組み立てたこと、市販のセメダインは付きが悪くすぐばらばらになったこと、水彩絵の具で塗装したこと、マジックインキやサインペンで塗装したこと、ペンキ塗ったら溶けてしまったこと、シンナーでクラクラきたこと(危!)、2B弾で爆発させたこと、リモコンで動く25分の1のロンメル戦車に憧れたこと等、おらの子供の頃の”思い”が湧き上がってきます。

数年前、子供のガンダムを組立てたことで、模型に目覚めけっこう作ったが最近は全然作ってない。
猫の邪魔や、老眼で細かい作業に難がでてきたこともあるが、心理的なものでしょう。
模型展や雑誌で作例を見るのは楽しいのだが、反面自分とのあまりのギャップに、萎えてしまいます。他人に見せびらかす為でもないのはわかってますが、違いすぎるので・・

今の模型の作り方は恐るべき物で、例えば35分の1スケールの人形の口(数ミリの世界です)の中まで作ったり、塗装はあらゆる技法・塗料を駆使(油絵の具も使ってます)しており、立体絵画の境地になってます。
以前スターウォーズ展を見ましたが、これなら北海道の模型作品の方が上手だと思いました。

上手に作るのはあきらめ、先日のマン盆栽(盆栽にフィギュアを載せて楽しむ物)のようなゆるく模型を楽しむ方向に行ってみようかな・・
コメント
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