クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

4ヶ月目の検査

2009年09月27日 | エトセトラ
つい先日、退院後4ヶ月という節目で、まとまった検査を受けた。担当医の指示によるものである。やったのはいつもの採血検査の他、エコー、CT、それとX線撮影。で、昨日(9月26日)、その結果を聞きに行ったのだが、抗がん剤の副作用が思わぬ形で出ていることが判った。

肝機能障害である。血液検査の各項目のうち、肝臓の働き具合を示す数値がかなり悪くなっていたのだ。幸い、CT画像にもX線写真にも腫瘍は見られないので、肝臓にガン転移があったとか、新たに肝ガンが発生したとか、そういう深刻な事態ではない。単に、「重い薬の処理が毎日続いたため、担当器官である肝臓がへばってしまった」ということのようである。医師は、「これは抗がん剤の副作用ですね」と明言し、これからは薬を5日飲んで2日休む形で様子を見よう、という話になった。そして来月の検査でも改善が見られなかったら、投薬はストップという流れである。ただ、「尿がやたら濃い黄色になったり、黄疸などの異常を感じることがあったら、飲むのをすぐやめてください」ということも言っていたので、5投2休のパターンを厳格に守れというわけではないようだ。自分で身体と相談して判断してください、ということだろう。

考えてみたら、私にとってベストなのは、「抗がん剤を使わず、食事や生活習慣の改善で病気を克服できること」である。それが何よりだ。肉体的にも金銭的にも重い負担のかかる薬は早く終わりにしたい、という気持ちはいつも私の中にあるので、きっかけは何であれ、抗がん剤を止めること自体は決していやな話ではない。そういうわけで、昨日は一応帰りがけに薬を購入してはきたのだが、服用は当分見合わせようと思っている。食事内容にはこれからも十分注意しながら、毎日を過ごしていく。で、その結果もしガンが再発してしまったら、それはそれでもう仕方ないという覚悟である。
コメント (2)
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