クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

東日本大震災を巡るオカルト話

2011年04月30日 | エトセトラ
「日本人を一人でも多く死なせるために、実はわざとやっているのではないか」と疑いたくなるような民主党政権の劣悪な対応ぶりと、それによって強いられる日本国民の苦しみ、あるいは焦燥。大地震・大津波と原子力災害の報道から明るい希望を見出すことがいまだ難しい状況にある昨今だが、当ブログでは先月起こった大惨事を巡るオカルト話でも書いて、ちょっと気分転換を図ってみようかと思う。

まず、「今回の震災を引き起こしたのは、日本の神々の怒りではないか」という議論。これはまさしくオカルトそのものの論調ではあるのだが、さりとて、単なる笑いごとと言って片づけるわけにもいかない要素がいくつか見受けられる。民主党政権が誕生してから何があったか、あるいはどんな人間がいたか。例えば、日本神道の観点からは神事に分類される大相撲でのスキャンダル(野球賭博と八百長騒動、TV中継の中止等)。担当大臣として代々引き継がれてきた新年の伊勢神宮参拝をすっぽかして、家族とグアム旅行に出かけた赤松農水大臣(当時)。この行為については自民党の稲田議員が国会で追及していたが、のちに宮崎県での口蹄疫蔓延に最大の貢献(←皮肉)を果たすことになる左巻き無責任男は、「私はな~んにも、悪いことしていませんよ」と例のヘラヘラ笑いを浮かべながら応じていた。そして、極めつけ。天皇陛下の神道祭司としてのお勤めを取りやめさせてまで、中国要人の訪問をゴリ押しで強行させた小沢一郎。(私もそれまで国賊とか売国奴とかいう言葉は知っていたけれども、この一件で初めて、「朝敵」という罵倒語が日本語に存在することを知った。)―といったように、現政権は日本の神々(もし本当にいらっしゃればの話だが)を怒らせるに十分であろうと思われる行為を、これまでに随分積み重ねているのである。

続いては、とある賢人が手掛ける博覧強記なブログで読ませていただいたお話。これは必ずしもオカルトという性格のものではないかもしれないが、心に残る文章だったので、以下にその一部を引用させていただきたいと思う。

{ 【・・・死について考えさせられると、人の判断は保守的になり、文化的価値観を破るような人間に対する処罰的感情が強まることが判明。(wiredvision.jp)】

そんなの今回の震災を見れば明らかだろう。統一地方選挙前半戦で、共産党や社民党の得票率は壊滅的なダメージをうけた。知人の大阪の市会議員は、毎年公立小中学校や私立・公立高校の入学式に呼ばれるが、「今年の<君が代>斉唱の声の大きさは、記憶にある限り過去最高」と言っていた。そして天皇陛下が避難所を訪問して、今まで「天皇制なんてイラネ」とか言っていた奴までが大感激してみせる。そういう意味では、民主党政権誕生で左の頂点を迎えた日本にとって、これは必要があって起こった震災であろう。

ちなみに人工移民国家であるアメリカのエスタブリッシュメントは、「全世代が戦争を経験することが、アメリカ社会をまとめていくためには必要な悪である」と考えている。同じ町内の知人が、何人も出征していく。そしてそのうち何人かは、星条旗にくるまれた棺桶に入って帰ってくる。そういう経験をさせることが、全国民を普段意識しない“死”に直面させるのである。それが、そのままでは自由競争でバラバラになる傾向を持つ多様な人種と文化を持つアメリカ人を団結させるのである。アメリカは解いてくくり直すというのを、そのように行なう。(以下略) }(Cf.ブログ『陳さんのWorld view』~2011年4月21日(木) 本日の健康オチ)

次はまた、オカルトそのものの話。「ばあちゃんの予言」である。これは2ちゃんねる掲示板で結構な話題となっており、今日(4月30日)現在でその予言を巡る分析スレッドの番号は、26にまで及んでいる。この予言は昨2010年の10月に書き込まれたもので、当時からその意味を考える人たちが喧々諤々(けんけんがくがく)やっていたようなのだが、先月の大震災で的中と思われる部分が目立つため、一気に書き込みが増えていったという流れだ。その「2011年を占う予言」というのは、以下のようなものである。

{ 1.流行が完全に終わる。無くなる。2.日本で今まで安定していて永遠だと思っていた何かが突然終わり、パニックになる。3.娯楽産業の大企業のひとつが潰れて、大きな流れ(たぶん連鎖倒産)ができる。4.中東で正義を掲げた紛争が起こるが、その直後に何かの情報が漏れて攻めた側が大批判される。それが世界戦争へ繋がることはないが、世界のパワーバランスが崩れる契機になる。5.金貸し(金融)の完全規制を検討する国が現れて、世界中で議論が沸騰する。6.野菜の流通か小麦関連か、日本で食糧問題が起こる。社会問題になる。7.経済か治安か、ともかく大都市神話が崩れて、都市脱出が真剣に検討され始める。8.サッカー南米選手権?よくわからないけど、日本は活躍すると思うよ。 }

上記の予言のうち、2.が原子力発電所の問題、6.が放射能汚染された野菜の問題、そして7.が石原都知事も言及しておられた「首都機能の分散・移転」に関する議論、という風に当たっているような感じがするわけである。(勿論、これらはどれも、数ある解釈のうちの一つにすぎないけれども。)

―ということで、今回の終点。最後はやはり、希望を与えてくれる言葉で締めくくりたい。「ばあちゃんの予言」を書いたのと同一人物と思われる人から、追加の書き込みが新しいスレッド内にあったので、それを一部抜粋・編集して書き出してみることにしたい。(※以下の記述にある「新しい人たち」という言葉についても実は謎めいた定義がなされていて、これも様々な推察や議論を呼んでいる。当ブログでは今回そこまで触れる余裕はないので、興味の向きは「ばあちゃんの予言」で検索をかけ、該当するスレッドに当たっていただけたらと思う。)

{ 東北は復興するばかりか、未来においても世界から賞賛される先端地域になる。原発がどうなるかはわからないけど、日本は大丈夫。本当に大丈夫。新しい人たちはじっと我慢してる。ひとり静かに、怒りを溜め続けてる。わたしらがやることは、死んだ人が命をかけて遺してくれた社会を辱めないこと。貶めないこと。しきりに「大丈夫だから、大丈夫」と言ってた。・・・東北は素晴らしい復興を遂げるらしい。 }(Cf. 171 :本当にあった怖い名無し :2011/03/17(木) 11:23:41.31 ID:kKL586TB0 (4 回発言) 9 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/03/15(火) 22:25:13.55 ID:x4/7FSde0 )
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