クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

心電図検定の合格基準

2022年01月16日 | 心電図検定
2022年1月16日(日)。年末に思いがけない出費があって、結構きつめのオメ○な年越しにはなったが、とりあえず無事に新年を迎えることができた。やれやれ、ホッ。w

さて、ここ何ヶ月かの当ブログの傾向として、心電図検定関連の記事に多くのアクセスをいただいているように感じられた。時期的にちょうど、試験のシーズンに当たっていたからだろう。つい昨日だか、ツイッター検索サイトで「心電図検定」と入力して最近のツイート群を見てみたら、軽くショッキングな情報が流れていて、界隈がざわついていた。

「心電図検定に定まった合格ラインはなく、その回ごとに相対評価で合否が決められている」。

医師や看護師の国家試験を好例として、普通、資格試験とか検定試験というのは、(昭和時代の過酷な大学入試みたいな)“受験者ふるい落とし”を目的とするものではなく、癖のない標準的な問題を並べて、「一定の基準に到達していたら、皆さん合格です」とするのが基本理念である。たとえば「こういう主訴があって、こういう症状が見られたら、普通は○○疾患を疑って、△△検査をするんだけど、知ってるよね?」みたいな常識ラインのことを訊いてきて、それに対して正解の選択肢を選べれば得点ゲット。そして全体で一定割合以上の正答率を挙げたら、皆さん合格・・・こういう感じのはずだ。心電図検定も、基本的にはそのようなタイプの試験であるはず。う~ん・・・。

―以下は、様々な人による関連ツイートを基に考えた、当ブログ主の個人的な推論である。

★今後も変わらず維持するように決められた、各級ごとの合格率

4級 ・・・8割強
3級 ・・・7割強
2級 ・・・6割強
1級 ・・・5割強

―で、それに対して、

●全50問中 50問正解なら → 合格&成績優秀者として表彰(※1級の場合は、マイスター認定)。
●全50問中 49~45問正解なら → A判定。勿論、合格(※上位何名かは、成績優秀者のことも)。
●全50問中 44~40問正解なら → B判定。これも、よほど特殊な状況でない限り合格。
●全50問中 39~30問正解なら → C判定。

問題は、最後のC判定。過去の事例を見ると、このランクには、合格をもらった人と不合格になった人の両方が存在する。で、結局、こういう事↓かなと。当ブログ主が昨年1月に受けた2級の例で言うと・・・

1 基本的には、7割(35問)以上正解すれば合格。これが一応の基準線。

2 ただし、問題の難易度により、その年度の得点状況がやたら良い場合、35問正解の人を普通に合格にすると、合格率が72%とか75%とかになってしまったりする。

3 上記★印の項にある「変えずに維持したい合格率(※2級の場合は、6割強)」に合わせるため、その年は36問、あるいはそれ以上正解した人を合格圏に入れる。つまり、35問の人はアウト。

4 逆に、出題内容が例年以上に難しかったりして得点状況が厳しい年度は、35問に満たない正解数の人でも合格になることがあり得る。

―検定主催者側の“中の人”でなければ、実際の状況はわからない。しかし、素人考えでいけば、こんな感じじゃないかなと思う。また将来、何か新しい情報が得られたら、当記事も適宜修正していく所存。
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