クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

洗濯機の買い替え。ボウトンのG・バタワース<シロップシャーの若者>

2021年05月09日 | エトセトラ
2021年5月9日。母の日。つい1週間ほど前のことになるが、我が家の洗濯機が壊れた。蓋についているNationalというロゴがある種の郷愁を誘う、約14年間使ってきた愛機である。つけ置き洗い中、本体の下から水が漏れて流れ出したのだ。早速パナソニックの修理受付サイトに機械の型番と故障状況、そしてこちらの連絡先を書いて、依頼書を送信。「さあ、いつ頃来てもらえるかな」と案じていたら、びっくり仰天、なんとわずか1~2時間後に電話が鳴った。早。w で、結論から言えば、修理不能。タンクの故障と見られるが、製造年から14年も経っているので部品が無いと。まあ、そうでしょうね。普通7年ですもんね、部品の保持は。その倍もの年月、よくもたせたなあと。

結局修理依頼はキャンセルして、新しい洗濯機を買うことに。お気に入りだった旧機とほぼ同じスペックを持つパナソニック製品ということで、機種選びに迷うことはなかった。大手量販店のネット通販にすぐさま注文し、配達日の相談をすべく早速TEL。そしたら何と、「明日配達可能ですが、明日でよろしいですか」って。勿論、OK。そして実際、翌朝9時過ぎに新しい洗濯機が来て、設置完了まで進んだのだった。壊れた方もリサイクル料を払って、引き取ってもらった。奇跡のような巡り合わせ。大型連休のさなか、しかも今は3回目の緊急事態宣言中。そんな状況の中、機械が壊れたその日に新しいのを注文したら、すぐ翌日に配達&設置完了。何というスピード解決。何という嬉しい展開。

故障と言えば、当ブログ主の壊れた内臓と壊れた肛門。それがもたらす障害には、相変わらず悩まされている。単に1日当たりの排便回数が多いという、いつもの苦労だけでなく、この連休中にはもっと酷いことが起こった。詳しくは書かないが、夜遅い時間に汚した畳を拭き掃除した時の惨めな気持ち、情けない思い、そのやるせなさは、ちょっと言葉にならない物だった。作業中に表情がゆがんできたのは、臭いのせいばかりではない。・・そんな事があった後の、洗濯機故障のトラブル。降れば土砂降り、精神に追い打ち。でもそれが、上に書いたような奇跡とも言える早期解決で、気持ちが救われた。良い事、悪い事、色々あるなあ、生きてると・・。

さて、YouTube音楽ネタ。前回貼った<青柳の堤>に続き、今回もジョージ・バタワースの名作。アルフレッド・ハウスマンの詩を元にした管弦楽曲<シロップシャーの若者>である。ここで指揮しているのは、ウィリアム・ボウトン。この人もやはり、あまりメジャーな存在ではないけれど、先のレウェリン同様、有名どころの指揮者よりもずっと魅力的な演奏を行なっている。前回の<青柳の堤>に比べると、曲の輪郭線がちょっと掴みにくいので、こちらは少し上級者向けになるかもしれない。が、逆にわかってくると、その独特の情緒が心を捉えて離さなくなる。

A Shropshire Lad



―今回は、これにて。
コメント
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