クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

2013(平成25)年の終りに

2013年12月31日 | エトセトラ
今年は私にとって、激動の1年だった。何と言ってもまず、父の他界。そして、それに続く葬儀と墓地の手配。法務局への不動産登記申請。家の中と外の片づけ(※うちのおやじは立派な家を遺してくれたが、ゴミやガラクタも大量に残した)。夏も秋も、何だかあっという間に過ぎていったような感じだった。

世の中の様子も、今年は随分変わったような気がする。ここは政治を語るブログではないので、そのあたりの長話はしないが、安倍政権になって1年、株価の大きな上昇など、間違いなく経済が動き出している。東京オリンピックの招聘も決まった。そして先日は、満を持しての(?)総理靖国参拝。来年もまた、いろいろな事が動くだろう。私が内心、「これだけはまずかったな」と思えるのは消費税増税の決定ぐらいで、あとは概ね期待通りの流れで政治も動いてくれているように思う。

来年(2014年)の5月を通り越せば、私も大腸ガンの摘出から「5年生存」を果たしたことになる。もう一息。^^

今月はまた年末の掃除や片付けなどで忙しく、ゆっくりクラシックのCDなどを聴いている時間が取れない。今年購入したCDの中で、今回ちょっと触れておく価値がありそうなのは、カール・シューリヒトの2つのセットだろうか。1つはタワレコ独自企画のCDで、ブラームスの<交響曲第3&4番>他を収めた2枚組。そしてもう1つは、デッカ・レーベルに録音されたモノラル時代の名演を集めた5枚組のボックス。後者については、収録曲の大半は既に聴いたことのある音源ばかりなのだが、ウィーン・フィルとのベートーヴェンとか、パリ音楽院管とのシューマンとかは(宇野センセーがLP時代から絶賛していたものであるにもかかわらず)今まで未聴だった。先に入手したブラームスの、特に<第3番>の方にシューリヒトらしい「音楽の不思議なコク」を感じた私は、「この機会に、ついでに」という気持ちでデッカ音源のセットも購入したわけである。正月に少し落ち着いて、これらの名演を味わってみたいと思う。(※本来なら、それらを聴いた後で感想などを書くのが、この種のブログのあるべき姿なのだろうが、とにかく忙しいため、なかなか思うようにできないのだった。)

―読者諸氏に於かれましては、どうぞ良いお年をお迎えくださいますよう。
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