クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

ブログ立ち上げ5周年

2009年10月31日 | エトセトラ
今日(10月31日)は、当ブログの誕生日である。スタートは2004年度だったから、本日をもって満5歳。そして明日からは6年目に突入、ということになる。今年は大きな病を得て途中から音楽の話が出来なくなってしまっているが、とにもかくにも5周年。よく続いてきたと思う。これから先のことについては不透明な部分もあるけれど、ブログの更新はとりあえず続けていきたいと考えている。

さて、今日は通院日だった。いつもの採血検査と、診察。「薬、飲んでいますか」と尋ねる医師に、私は正直に答えた。「実は前回の診察の後、いつもどおり薬を買っては帰ったんですが、あれから何日か真っ黄色なおしっこが出続けて怖くなり、結局飲みませんでした」。出てきたばかりの血液検査の結果を見ながら、医師はしばらく考え、こう言った。「薬・・やめましょうか」。内心、何だかほっとするものを感じつつ、私は素直に返答した。「はい、できたら、終わりにしたいです」。「新しい薬も出てきてはいるけど、今のやつより強いし、値段も高いからね」と、医師は苦笑まじりに話を続け、患者本人の意向を汲んでの投薬終了を決めた。(もし私にがんの転移があったなら、とてもこういう展開にはなっていなかっただろう。)ちなみに、今日の検査結果を見ると、薬を止めていたおかげで肝臓の機能はしっかり回復している。それと退院時からずっと気になっていた尿素・窒素の数字も、今回は正常範囲に収まった。

―というわけで、これからは途中で何か異変が起こらない限り、通院は4ヵ月ごとの定期検査のみとなる。その分、普段の生活習慣、特に食生活が重要なものとなってくる。ただ正直なところ、その食生活については、今後に向けて確固たる設計ができているわけではない。とりあえず自分なりに勉強し、「こういうのが、いいんじゃないかな」と思えるような献立を考え、ひたすら実行していくしかないと思っている。消化器系のがんは5年後まで再発がなければ一応治ったと見なされるのだが、そこまでの道のりはまだまだ遠い。無理なく楽しめる療養食を、地道に続けていこうと思う。
コメント (2)
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