クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

過敏性大腸炎

2013年05月31日 | エトセトラ
3月から続いた、つらい渋り腹。去る21日と22日、いよいよ無理という感じになって病院へ行き、採血・採尿、エコー、X線、バリウム注腸など、いくつかの検査を受けた。今月はがんの摘出手術を受けてから満4年目に当たることもあり、タイミング的にもちょうど良かった。結果、少なくとも悪性腫瘍の再発ではないということがわかり、一安心。今回内視鏡まではやらなかったが、「症状から考えられるのは、ストレスによる過敏性大腸炎ではないか」というのが医師の見立て。で、セレキノン錠を処方され、今も服用中。3か月も続いた不調なのでそんなにすぐ治るものではないが、それでもこのところだいぶ楽になってきている。ついこの間までは、食事をするとすぐにトイレに行きたくなった。しかし行ったからといって、便が出るとは限らない。少し出た時でも、トイレから出ると「まだ出きってない」という残便感が強く、これが日々の生活を憂鬱なものにしていた。そういった症状が今、なくなってきている。順調にいけば、このまま快方に向かってくれるだろう。

今日(5月31日)午後2時からFM放送で流れたリチャード・ボニング指揮の<トロヴァトーレ>を留守録音しておき、今そのプレイバックを聴きながらこの文章を書いている。第1幕の最初に登場するのは、ルナ伯爵の部下フェランド(B)。この録音では、ニコライ・ギャウロフが歌っている。存在感凄すぎ!思わず笑ってしまった。こんなスケール雄大なフェランド、他では聴いた記憶がない。それだけにルナ伯のヴィクセル、レオノーラのサザーランドとも、情けないやらバカみたいやらで、聴いていてがっくりくる。w アズチェーナを歌うマリリン・ホーンも、ちょっと力み過ぎな感じ。若きパヴァロッティが歌うマンリーコは結構立派なので、このボニング盤はどうやら、圧倒的なフェランド(笑)と若々しい美声のマンリーコを楽しむ録音と言えそうである。

―来月の投稿時にはお腹も回復し、体重も戻っていることを願いつつ、今回はこれにて。
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