この6月13日(木)、父が他界した。葬儀の喪主は母の名にしたが、業者との交渉や各種支払い等、実際の切り盛りは私が受け持った。自分としてはそれほど意識していないつもりでいたのだが、告別式の日は朝から下痢。精神的なプレッシャーはやはり、小さくなかったようだ。その後しばらくはお腹も小康状態を保っていたものの、昨夜、親しくしていた叔父の訃報が届いた。今日(6月30日)、父のお骨を収める墓地区画の確認と四十九日法要の予約をして帰宅したところで、また腹痛を催してトイレへ。かなりつらい下痢。で、明日は叔父の通夜。あさっては告別式。その次の日は、診察予約でいつもの病院。その後も土地家屋の登記申請など、面倒な役所手続きがいろいろと続く。
―というわけで、音楽趣味をゆっくり楽しんでいる余裕が全くない。クラシックにはまるで縁のなかった田夫野人の父にふさわしいCDを1枚、先日ミニコンポで聴いたのが精一杯。モーツァルトの<レクイエム>をニコライ・ゴロワーノフが指揮した“とんでも盤”。w これは知る人ぞ知る怪物演奏だが、時々「おおっ」と瞠目させられる箇所が出てくる。例えば、『コンフターティス』で聴かれる男声合唱の凄いパワー。あるいは、ちょっと他では聴けないような『ラクリモーザ』の表情豊かな出だし。これは完全に規格外れの演奏家だからこそ出来た、まさに未曾有の表現。
冒頭で述べたような厳しい状況ゆえ、今回はこれ以上の事を書き綴る余力はないが、来月あたりはもう少し楽になっているようにと願う。
―というわけで、音楽趣味をゆっくり楽しんでいる余裕が全くない。クラシックにはまるで縁のなかった田夫野人の父にふさわしいCDを1枚、先日ミニコンポで聴いたのが精一杯。モーツァルトの<レクイエム>をニコライ・ゴロワーノフが指揮した“とんでも盤”。w これは知る人ぞ知る怪物演奏だが、時々「おおっ」と瞠目させられる箇所が出てくる。例えば、『コンフターティス』で聴かれる男声合唱の凄いパワー。あるいは、ちょっと他では聴けないような『ラクリモーザ』の表情豊かな出だし。これは完全に規格外れの演奏家だからこそ出来た、まさに未曾有の表現。
冒頭で述べたような厳しい状況ゆえ、今回はこれ以上の事を書き綴る余力はないが、来月あたりはもう少し楽になっているようにと願う。