クラシック音楽オデュッセイア

2009年の大病以来、月1回程度の更新ペース。クラシックに限らず、身の回りの事なども、気の向くままに書いております。

灯油タンクの交換

2021年10月17日 | エトセトラ
2021年10月17日(日)。10日ほど前、風呂の追い炊き釜と給湯器が相次いで故障し、スイッチを入れてもつかなくなった。その前にあった大きめの地震が原因かなと思ったりもしたが、そうではなかった。なじみの設備業者さんに来て見てもらったら、「地震とは全然関係なく、灯油タンクから送られてきた水と錆が燃焼不全を起こした」とのこと。風呂釜も給湯器もそれなりに長く使っているが、つい2~3年前に整備点検をしてもらったばかり。動きは順調そのものだった。問題は、灯油タンクの方にあった。200リットル入りの大きな鉄製タンク。40年あまり前に家を新築したときから、ずっと使い続けてきた“骨董品”である。年月の積み重ねに伴って内部に水と錆がたまり、それが灯油に混じって釜やボイラーに回ったということらしい。

これはある意味良い機会だろうと考え、タンクを新調することにした(※お金は相当かかるけど・・)。今回取り付けたのは錆が発生しにくいステンレス製で、長寿命が期待できるタイプである。サイズの方も、容量100リットルの小さなものに変えた。これから先の生活規模を考えたら、もう100リットル満タン型で十分だろうと。今までよりは早く空っぽになるから、こまめに新しい灯油を継ぎ足すことになる。しかし、かえってその方が、タンクの内部をきれいな状態に保ちやすいとも言える。200リットル・サイズより価格もずっと安いので、それで決定。

今回幸運だったこと、2つ。1つは、買い換えるのがタンクのみで済んだこと。これは金銭的な話だけでなく、商品供給力(availability)の問題として。業者さんによると、今はコロナ禍の影響で部品がなく、風呂釜や給湯器の製造・供給がひどく遅延しているらしい。そのため、急ぎのお客さんでも1ヶ月待ちぐらいが当たり前になっている状況なのだとか。うわわ・・。製品カタログを一緒に見ながら、「この辺のタンクなら、大丈夫。すぐ入りますよ」って。良かった・・。

2つめの幸運は、最初に釜が壊れて業者さんに電話した日と、その次の日が晴れてくれたこと。これは本当にラッキーだった。―というのは、うちの屋根には太陽熱でお風呂の湯を沸かすソーラー温水器が乗っていて、それが2日連続の晴天でよく働いてくれたから。追い炊き釜やボイラーが使えなくても、屋根からの温水シャワーで間に合ったのだ。2晩それでしのいで、その次の日に修理。助かった。このソーラー、特に夏は大活躍。おかげでうちは、4月末ぐらいから10月末までの約半年間、毎年ほとんど燃料費ゼロで過ごせている。あざーっす。w (※台所用のLPガスは、別途。)

夏と言えば、9月に入っていきなり天気が悪くなったりして、今年はかなり短かったような気がする。普通、“日中のツクツクボウシと夕方のコオロギの声が交錯し、野辺を歩くと赤とんぼがスイスイと目の前を飛び交わしていく”っていうのが、晩夏から初秋の風情。それが今年は、赤とんぼの姿を全然見なかった。ミンミンゼミやアブラゼミの声も、随分早くに聞かれなくなった。今もまだ10月なのに、まるで冬みたいな寒さ。・・・あんまり嬉しくない展開だなあ(苦笑)。
コメント
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