2024年10月30日(水)。めっきり肌寒くなってきた。そろそろ暖房器具の出番だな。例年、今頃はもう石油ストーブを使い始めている時期なのだが、今年はまだこれから。8月の断熱二重窓工事が、効果を発揮しつつあるのかも。・・まあ、よろしくたのんます。お金かかってるし。w
明日10月31日は、当ブログの誕生日。うちもこれで、満20歳になる。開始当時よく見に行っていた同業の(?)クラシック系ブログは、月日の経過とともに次々と消えていった。寂しいね。ブログ主自身の興味の対象も、初期の頃からすると随分変わった。家族の状態を含め、身の回りの人々や生活の様子も、まるで変わった。英語で言うと、 The only thing that is constant in life is change. って、ところかな。「この世で常に変わらない事、それは何でもいつかは変わってしまうということだ」って。
去年の11月末にスタートした、スマホのお勉強アプリ。間もなく1周年を迎える今も、コツコツと継続中。その成果を目に見える形にできるのは、まだまだ当分先になる。が、いつかは(かつての心電図検定同様)、世間に公表できる時が来ると思う。で、それはまあいいのだが、この6月以来取り組んできた筋トレ。こちらがどうも、おもわしくない展開。昨年頓挫した理由は、コロナ感染が強く疑われる発熱と咳。これで、トレーニングの中断を余儀なくされた。そして回復した後も気力が失せ、そのままポシャッ・・。
今回は違う。具体的な目標がある。「体重に占める筋肉の割合(特に、脚点)を高めて、体内年齢を若返らせる」というものだ。・・で、今そこで何が問題なのかというと、「気持ちとは裏腹に、体がついて来ない」という老年期に“あるある”の現象。これは悲しい。とりあえず脚の筋力回復にと、例のごとくスクワット運動を採り入れた。若い頃みたいにバーベルやダンベルを使う本格的なトレーニングはきついので、この夏にウェイト・ヴェストを購入。1個1kgの重りをポケットに詰めて、自分に合った重量に設定する。で、それを着た状態で、しゃがんでは立ち、しゃがんでは立ちを繰り返すわけである。無理のないように、最初は前面に4個、背中側に4個の重りを詰めて、計8kgちょっと。軽い、軽い。これでスクワット開始。基本的に10回×3セット。・・楽チンだ。その数日後に5個+5個、さらに数日後6個+6個と、順調に重量をアップ。
異変が起きたのは、8個+8個の16kgでいつもの“しゃがみ立ち”を始めてから。両ひざの関節に、鋭い痛み。ビキッ、ズキーン!脚の開き方や膝の向きを変えて継続を試みるも、ひざの悲鳴はやまない。「もう駄目だよ。止めてよ。痛いよ」。・・で、動作中止。それ以来、ウェイトを使ったスクワットは一切やらず(というか、できない)。手ぶらのヒンズーもやらず。チューブを使った負荷運動に切り替えた。でもいまだに、膝のズキビキは引かない。困ったことに、その痛みが筋トレそのものへの取り組み意欲を削いでしまう。・・・教訓。筋肉は自分が若くて強かった頃の姿を覚えているので、年を取ってからでもトレーニングを再開すると、かつての雄姿に戻ろうと動き始める(所謂マッスル・メモリー)。しかし、関節は違う。若い頃のような潤滑油は既に、なくなっている。高齢者の筋トレには、関節の老化という思わぬ落とし穴がある。どの部位であれ、やたら筋肉を追い込むトレーニングは、時に危険だ。世のシニア・トレイニー諸氏は、心に銘記されたし。