給付金10万円。ボールトの＜トリスタン＞～第3幕前奏曲

2020年6月29日。先週ようやく、コロナ禍対策の給付金10万円が、我が家の口座にも振り込まれてきた。当ブログ主の場合、毎年7月が納期となっている固定資産税第2期と健康保険税の納付のために、早速その一部を下ろして使うことになる。それと、この夏受けることになっている腸の修復手術のための入院費。ここまではもう、避けたくても避けられない確定出費だ。で、せっかくの支援金なので、少しはお楽しみで使える部分もほしいと、ちょっとしたネット通信用のgadgetを1つ買ってみようかなと、今思案しているところである。

給付金第2弾とか、消費税減税を掲げての解散総選挙とかがあれば、かなり気持ちも明るくなってくるのだが、どうも今のところそんな気配はない。むしろコロナ増税とかいうキチ○イじみた方向に話が行ってしまいそうな、嫌な雰囲気がある。そう言えば、あさって7月1日からはレジ袋の全面的有料化が法的に義務づけられるとかで、近所のスーパー、ドラッグストア、さらに100円ショップまで、どこも次々と袋の有料化に踏み切っている。当ブログは政治や政策を論じる場所ではないので詳述は避けるが、レジ袋有料義務化など、本当にバカげた政策だと思う。

―YouTubeネタ。前回に引き続き、ボールトのワグナーをもう一つ。曲は＜トリスタンとイゾルデ＞から、第3幕の前奏曲。実はこれこそ、ボールト卿が遺したワグナー録音の中でも断トツの逸品で、当ブログ主にとって一番のお気に入り名演なのだった。