カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

眠気撃退法

2007-08-31 | 散歩
 朝と夜と二度に分けて散歩できた。順調で嬉しい。ともに一時間ずつ程度。歩数も順調に伸びで、「まあちゃん」さんとの歩数の差も少しばかり余裕ができた。素直に自分を称えたいと思う。
 朝は車や人がなくて歩きやすい。時々気合を入れて挨拶してくる人を除けば、不快なものはまったくない。むしろその挨拶にしろ、近頃は控えめに会釈とはっきりしない声掛けが多くなったように思う。葬儀の折に交わす会釈のような感じかも。みなあんまり大声は気持ち悪くなったのではないか。ふりの大げさな人が少ない世の中は平和である。
 車や人がいないと、まちは廃墟のような雰囲気も帯びてくる。ふと異次元に迷い込んだような気分がする。もちろん次元の違う世界を知っているわけではないから勘違いだろう。しばらくそういう自分だけの世界を楽しんでいると、やたらに猛スピードで走り抜けていく車がある。朝は人がいないので軽快に飛ばしているのだろうか。時々僕のような人がいるので安心しないで欲しいものだ。事故はお互いに不幸である。
 僕は新聞配達少年だったので、こういう風景は懐かしさも感じる。あの当時は部活もしていて、とにかく毎日が眠たかった。配達しながら居眠りして、電柱や植え込みに突っ込むこともしばしばだった。車にはねられなかったお陰で今もこうして生きている。自分の幸運に感謝したい。
 しかし、居眠りでこけると、ひどく痛い上に緊張感が出て、すっかり眠気が取れたものだ。自分で腕をつねってみたりしても、痛いのは痛いのだけれど、ちっとも目は覚めないのだった。自分でもどうしてなのか不思議ではあるが、何かにぶつかりそうになったりするだけでも、ずいぶん目覚めの効果は大きかった。眠たいときにはびっくりするといいのかもしれない。
 昼寝のときなどは、例えば椅子にもたれかかって寝るときなど、手にボールペンか何か持ったまま寝ると目覚めがよくなる。うっかり深く眠たくなると手のひらからボールペンが落ちる。「あっ」と思ったら、いっぺんに目覚める寸法である。授業中に寝むくなって机の上のものを落とすと、いっぺんに目覚めたという経験はないだろうか。
 何とかして少しぐらい自分をびっくりさせる方法があると、眠気予防グッズの開発になるのではなかろうか。
 ただ歩いているだけでつまらなくないかと聞かれたことがある。答えは素直にNOである。普段はこんなようなことを考えながら歩いているので、けっこう忙しいのである。
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