カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ノロウイルス

2006-12-27 | 時事
 人の集まる事業所なので、感染症には最大限気をつける。そういうことは当然だと思うけれど、なんだかやりきれない気分になることもある。最近ではなんといってもノロウイルスで、完全に行き過ぎていると感じるが、歯止めがぜんぜん効かない状態が続いている。この季節に牡蠣フライや酒蒸等のメニューが皆無になり、あさり、シジミなどの味噌汁もなくなった。それでみんなが当然という顔をしているところがなんとも嫌である。
 このあいだカキ焼小屋の前を車で通ったのだが、当然のように客は皆無であるようだった。開いていたのだろうか、それすら怪しく思えた。また、近年九十九島のカキの売り込みが来ていて、年末は勧誘が激しかったのだけれど、今年はぱったり消えてなくなった。静かになるのは歓迎だが、その分の牡蠣たちはどうなっているのだろう。養殖しているものがほとんどだろうけれど、廃棄されても問題ないものなのか。その分大型の魚が増えるとかいうことになっても、来年は反動もあるかもしれない。天然自然は人為的な力で取り返しのつかないことになりかねない。取り返せても、長い時間が必要だったりする。憶測に過ぎない話ではあるけれど、これだけ近年盛大に売り込みがあって一定の軌道に乗っているものが、ぱったり失われて影響が無い訳がないと思う。
 もちろん経済的にも大変な変化が見られることだろう。カキ小屋経営者は年を越せるのだろうか。カキが売れなくなったせいで当然別の分野に金が流れているはずで、年明けに力をつけているのだろう。人間界は気まぐれで明暗が分かれる。こういう風評で人生の変わる人がいるということが、なんとなくやりきれないのかもしれない。
 いや、僕は面白く無くても、これが面白いと思う人たちもいるのだろうな。投資家は既に目をつけていたはずで、そういう意味で未来が見えたり操作する人がいるような気がしないではない。行き過ぎると陰謀説になりそうだけれど、そういう人たちが増えるのはやっぱり面白くない。
 僕自身は牡蠣にあたって苦しい思いをしたことがあるけれど、そのとき一緒にいた人たちは平気だった。あれは運のようなもののような気もする。運なら仕方がない。それでまた食うようになったのだが、やはり旨いものは旨いと素直に思う。その上牡蠣には亜鉛も豊富に含まれているので、風邪をひかない気がする。今年の冬は、さらに風邪に注意する必要があるのではないかと思う。まあ、僕は安くなっているだろう牡蠣を探して湯豆腐と一緒にでも食うことにしよう。

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2 コメント

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牡蠣 (あみ)
2006-12-27 13:07:20
昨日の夕食は 牡蠣フライと鳥のから揚げでした!!
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Unknown (korin310)
2006-12-28 08:09:42
僕はそういう飄々としたあみさんが好きです。
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