カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

多少馬鹿でも深い愛はある   カプチーノはお熱いうちに

2019-04-01 | 映画

カプチーノはお熱いうちに/フェルザン・オズペテク監督

 批判もあるようだが、題名からはイタリア映画であるという雰囲気だけを伝えている(内容とは無関係)。ある男女の恋愛劇を時系列を変えたりして描いた作品。三角関係なんかもある。若く情熱的に愛し合った二人だったが、13年ののち倦怠期を迎えている。そういう中女は癌であることが分かる。しかし病気が分かってからも夫は、変わらない愛情であることを証明しようとする。まあ、ほかにもいろいろあるが、だいたいそういう感じで感動モノのような感じだ。風変わりな人々がたくさん出てきて、これが自由なんだという意味なんだろう。日本人に比べたら、イタリア人は皆異常な感じかもしれないが、そういう人とたちの中でも外れてしまうような人々なので、かなりぶっ飛んでいるかもしれない。要するに異常に見えても、二人にしかわかりえない愛というのはあるのであった。
 特に成功している演出だとは思えないのだが、男は馬鹿かもしれないという映画かもしれない。ある意味で真面目なんだが、そういうものをあまり女性は直接的には分かりにくいということなのかもしれない。確かに誤解を受けることはしていたわけだし。
 あまりふざけたことはしないということでは、イタリア的な恋愛映画ではないのかもしれない。それは一種の偏見だが、まじめでシリアスなものだって作れるイタリア人は居るようだ。結果的に面白いかどうかは、よくわからないのだが…。
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