魅惑の鯨ベーコン

　昼はOSさんと「ゆいまーる」でカレーランチを食いながら打ち合わせ。オムレツにカレーが掛かっている。結構ボリュームがある。小鉢にソーメン、豆腐の味噌汁。食後にケーキとアイスコーヒーがついて630円。なんとなく申し訳ありませんという気持ちになる。
　猛暑の中夏越倉庫で作業。汗がドバっと吹き出る。たぶんサウナより暑い。とてもじゃないが、やってられない。
　アーケードのハロケンの店に御幣を届ける。MS先輩の店にK先輩が遊びに来ている。又夏越だなあ、早いなあ、などと挨拶。
　電話で数件の問い合わせに答える。電話中に電話が続けてかかってくる。移動中もずっと電話。職場に帰ると電話数件とメモ。電話すると次はどこに問い合わせよと又別のところに電話。職場の僕の椅子周辺はめったに携帯電話の電波が届かない。玄関に移動して留守電のチェックをすると、三件のメッセージ。おいらはいつから売れっ子になったんだ。
　機関紙への原稿締め切りが今日であった。カタカタ打つあいだも電話あり。来週打ち合わせへとまわす。手帳をよく確認すると危ない日がある。資料など準備のことを考えるとちょっと苦しいな。再来週じゃだめかな、などと一人で弱気になる。
　いつの間にかびっしょり汗で濡れていたシャツが乾いている。それでも駐車場まで歩いているあいだに又うっすらと汗が噴出す。窓を開けて何故かモーツアルトを聞く。それでも調子が出ない。音を消して運転。空には入道雲もくもく。海も鮮やかな青。よし、調子が出てきたぞ。
　ブロ長のブログにシド・バレットが死んだと書いてあったな、と思い出す。あの頃は何故か早川義夫と共によく聞いていた。なんとなく僕にとって共通したものを勝手に感じていたんだろうと思う。僕もある意味で神経症だったのかもしれない。合掌。
　帰ってからさっとシャワーを浴びて生き返る。
　送ってもらって「こごみ」にて鯨の会。生ビール続けて二杯、プハーである。
　ほとんど完全に残っている焼酎のキープがあるが、お宅たちのではないかと見せられる。なんとなく、金の斧銀の斧みたいだ。勿論正直に否定して、新しく焼酎キープ。だからって、いいことは期待しないよ。しないってばさ。ということで、ベーコンおいしゅうございました。
　K平先輩と合流「ちゃくら」。焼酎焼酎。ノブちゃんは僕の弟と同級生で、子供のころに家に遊びに来ていたことを思い出した。あのときの女の子だったんだね、大きくなったなあ。そして一緒にいたO方君も同級生なんだって。君のことは覚えてないよ、本当に弟と同級生？。
　小腹が空いて「若桜」で天ぷらうどんとチャーハン。ビンビール、ドボドボ。もうふらふら。
　とっくに日付けが替わっていて、いつの間にか僕の誕生日は終わっていた。