カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

歯が痛い

2007-06-26 | 雑記
 田植え第二部の代掻きが始まる。僕は弁当を届けにゆく。
 河口に近い田んぼで石が多く、土が重い。トンボ作業もつらいところである。そしてほとんど炎天下。じっとしてても汗がにじむのに、重い土を分散させる作業はどんどん体力を消耗させていくだろう。トンボの数に限りがあるので、仕方なく眺めているが、なんとなく申し訳ない気分である。ほとんど意味は無いが水口を見てまわったり、隣との畦の水漏れを確認したりしてうろうろする。やっとキリのよい状況になったらしく、みんなが畦に上がってきてホッとした。
 軽ワゴンの後ろの扉を屋根にしてその下に弁当を広げる。何にもしていないが、おにぎりは美味しい。塩鯖とか細長い豆の炒め物などをぱくつきながらいただく。
実は朝から片側の歯ぐきが腫れており、噛むたび激痛が走る。反対側の左のほうも一部の歯がぐらついており思い切り噛めない。ほとんどそのまま飲み込む状態で食べている。胃のほうでがんばって消化してくれるよう期待するより無い。いやちゃんと消化せず排泄されることもついでに願っておこう。
 歯だけでなく、右腕のひじから二の腕近辺も妙に筋肉が張っており、動かしようによっては異様に痛みが走る。寝違えた首の筋肉のような感じといったものが腕に来ているという具合だろうか。思い当たるふしは無いが、コップを持ったり、首近くのボタンをかけるときなどに支障がある。夕方からネクタイをしたが、これも我慢しながら苦労した。
 そういえば思い当たるふしといえば、一泊研修なのだろうか。テントに寝たが、目覚めて体が痛かった。マットなどを敷いて寝ることのありがたさを再認識したものだ。快適な生活をしているという自覚無しに、快適さに慣れてしまっているのだろう。少し勝手が変わると、すぐに体から危険信号が出るのかもしれない。そういえば風邪やぎっくり腰は、そういう体を強引に休ませるための体からの危険信号であると説明を受けたことがある。それでもがんばろうとするが、どうにも無理はきかない。結局休ませて、壊滅的な体の決壊を防いでいるのかもしれない。

 「のだめ」にハマっていて何故か連想して小谷美紗子「うたき」を繰り返し聞いていた。ぜんぜん違うといえばそうなんだけど、天然の面白さはあると思う。中島みゆきはホラー過ぎてとても一人では聞けないが、小谷は聞きながら思わず笑ってしまう。ギャグじゃないけど、独自のセンスは笑うしかない。いえ、いい曲も多くていつの間にか口笛でふいていたりするのでメロディメーカーとしてもすばらしいのだが、歌詞の発想が「のだめ」っぽいのかもしれないなあ、と思うわけです。このアルバムしか知らない人だけれど、現在もがんばっている様子である。ご活躍を期待しております。

 ハマっているといえば落語である。結局志ん朝を買ってきたが、一度目より二度目が面白かったりする。この人は子供の頃に見た記憶があったので選んだけれど、考えていたよりずいぶん早口である。動きで笑わせているところもあるようで、CDではそこのところがもどかしい。しかし、それも含めて落語というものが楽しいというのは、自分が枯れてきている証拠ではないか。土地柄寄席に通うことはできないけれど、せめて名演をCDで聞ける程度には、しあわせな時代なのである。

 テレビのニュースを見ていると、ミートホープ社の社長がすっかり極悪人である。鈴木宗男とか佐藤優はいい人に復活したが、この人はどうなるか。ヒューザーの小嶋社長や木村建設社長なんかも実際はいい人だという噂も聞いたことがある。なんでも本当に知らなかったんだとか。まあ、そうではあるが、復活はむつかしいだろうな。まあ、ニュースや芸能で復活する必要も無い訳で、そのまま巨大な負債を抱えて闇に消えるのだろう。自殺なんかするとマスコミは喜ぶだろうが、死なずにしぶとく生きて欲しいものである。
 雪印はメグミルクになったが、この会社はどうなるか。コムスンの譲渡先は夜間在宅サービスは行いそうにない。結局一部の利用者の損害が大きくなるわけで、解決なんだかどうなんだか。だからといってミートホープは確かに悪いわけで、解決の道は完全に閉ざされたということだけである。関係はないけれど、残酷で見苦しい世界だな、と思うだけである。合掌。
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