カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

アンチ巨人

2006-05-01 | 雑記
 僕はアンチ巨人なので、この春は面白くない日が続く。こういう年はすべてが暗くなっていけない。鬱病にならないよう気をつけよう。しかしながら別に二岡はそんなに嫌いじゃないのが不思議だ。二打席連続満塁ホームランなんて、凄すぎてどうかしてるよ。下手をするとゴン中山ぐらい凄いかもしれないけれど、でも二岡の場合ちっともハデじゃないんだよね。どうしてなんだろう。
 原監督になって何が変わったか。そういう本や分析の話題がそろそろ跋扈しそうだ。堀内監督ぐらい口だけの人間じゃないということなのだろう。しかしながら誰だって思うことだろうが、巨人が弱い方が不思議なわけで、弱くしている要因をうまいことカットするんじゃなかろうか。だからなんとなく原監督は悲壮な感じがするんじゃないか。
 しかしながら野球が面白くないと時間的には有効な夜が増えることになり、僕なりのスキルアップにつながるのではないか。スポーツニュースを見ない習慣は、健康的かつ文化的であるようにも思える。ヨーロッパ人を見習うことにしよう。
 本屋に行くとイチロー本の多さに驚く。みんなそんなにイチロー流が気になるの? たくさんヒットを打って欲しいし、そういう興味で野球を見せるというスタイルは時代性を感じさせるが、彼の考えかたに汎用性があるとは僕には思えない。かなり特殊でひねくれているからこそ彼は成功する。たぶんそれに尽きるだろう。しかしそうしないと彼自身は勝ち続けられない。僕は、その点だけ、同情的な気分になる。打率があがったとしても、彼は解放されないだろう。いっそのこと、大きな失敗をするといいんじゃないかと思うが、それすら彼は認めない可能性がある。まあ、それが娯楽の体現者の宿命なのだろうか。

 渋谷さんの番組で〆のリクエストはエミネムである。僕はこういう空気もあんまりなじめない。外国語の歌への共感はメロディではないか。ラップが日本で盛り上がってきたという感じはカラオケを聴いていても感じるけれど、エミネムに共感するという感覚はやっぱりどうもね。渋谷さんがここまで入れ込んでしまえばしまうほど、僕はシラけてしまう。リクエストをした女の人には罪はないけれど、そういうシリアスな理解と共感が米国と日本を飛び越えているのは、ある意味では誤解ではないかと思う。勿論他の洋楽に関しても同じ事はいえるのではあるが、傍流としてそういう世界があっても、日本で重要視してしまう感覚はやはり強引な国際化のような感じで無理がある。エミネムの声は英語である以上、僕には届かなくて正常なのである。それこそ平和を担保しているのではないだろうか。

 本を読んでいると子供に人気のある動物の十番目にジラフとある。4番目ぐらいにガラゴとある。どちらもどんな動物だろうと考えてしまった。ガラゴの方は原猿のキツネザルのようなものらしい。ジラフって聞いたことあるようだが、なんだったっけ?
 つれあいに聞いたらあっさり「きりん」と答えてくれた。これって常識なんだろうか。僕の知ってることは限られている。それはよく理解しているが、僕の知らないことってあんがい世間の常識である場合があって、僕としては大変に戸惑ってしまう。ジラフ程度でこの有様になるなんて大げさではあるが、やっぱり世の中というのは結構現実的にシュールなものなのかもしれない。
コメント
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