ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

金正恩が死去か、北朝鮮の新たな体制への備えを1

2020-04-27 12:32:44 | 国際関係
 4月25日の篠原常一郎氏の情報によると、北朝鮮の最高指導者・金正恩の脳死が確認されたとのことです。

・昨年10月脂肪吸引手術失敗により心臓血管詰まる
・4月12日心臓手術失敗
・4月15日脳死確認
・金与正らがトランプ大統領に金正恩脳死の親書。大統領は重体説を否定したのは"もっと重い"という事
・4月25日中国医師団も脳死確認

 詳細はこちらにある。
https://www.youtube.com/watch?v=xBOjbeaJP_4

 次に、河添恵子さんの4月25日午後6:34からの3本のツイートが詳細を伝えています。

「(略)金正恩の死去に関する中国語メディアの内容。
 金正恩が(平壌の)郊外を視察している最中に心筋梗塞で倒れた。北朝鮮が中国に連絡。中国医学院の国立循環器病センターと人民解放軍301病院から50人近い医療チームが平壌に派遣されることに。
 医療チームが来るのを待つ間、北朝鮮の医師が緊急の心臓ステント手術を行った。執刀した医師は中国で医療を学んだ北朝鮮の外科医。「心臓ステント手術」は本来、難易度の高い手術ではないが、オペを担当する外科医は非常に緊張し、何よりも金正恩ほどの肥満の人のオペをした経験がなく、ステントを入れるまでに8分かかった。 この間、金正恩は植物人間になった。
 中国の医師チームは到着後、金正恩を診療したが結論的になす術がなかった。」

 金正恩が死去か再起不能の場合、金一族の支配体制は、妹の金与正(キム・ヨジョン)体制に移行するだろう。だが、現体制を支えている勢力にとって、32歳の与正は「完全にひよっ子」。「他のオプションとしてわれわれが押さえておくべき」なのは、金正恩の叔父で金正日の異母弟の「金平一(キム・ピョンイル)の存在」だ、と脱北した元駐英北朝鮮公使は語っています。

ーーーーーーーーーーー
太救民氏「金与正はひよっ子、金平一に注目すべき」
4/23(木) 20:41配信

 脱北した元駐英北朝鮮公使で、先日の総選挙で当選した未来統合党の太救民(テ・グミン)氏(本名=太永浩〈テ・ヨンホ〉)が23日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の重篤説がささやかれる状況に関連し「(金正恩氏の妹の)金与正(キム・ヨジョン)体制に移行するだろうが、現体制を支えている60―70代の勢力にとって、金与正(32)は完全にひよっ子」だとして「他のオプションとしてわれわれが押さえておくべきなのは金平一(キム・ピョンイル、66)の存在」と話した。
 金平一氏は、故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の異母弟で、金正恩委員長の叔父に当たる。金平一氏は金正日総書記との権力争いに敗れ、1979年以降はハンガリー、ブルガリアなどの海外公館で勤務し、昨年チェコ大使としての勤務を最後に40年ぶりに平壌に戻った。
 与正氏が金正恩委員長の有力後継者ではあるものの、あまりに若いため、事態が急変した場合に新たな指導者として認められるのは容易ではなく、むしろ同じ白頭血統(金一族の血筋)で一時は故・金日成(キム・イルソン)主席の後継者と目された金平一氏が再び浮上する可能性があるというわけだ。
 太救民氏はこの日、KBSラジオの『最強時事』に出演し、このような分析を示した。太救民氏は「仮に金正恩が重体に陥ったとか死亡したとしても、それがすぐに北朝鮮内部の混乱につながることはないだろう」として「北朝鮮の住民は数十年にわたり、盲目的に上層部の指示に従うことが習慣になっているからだ」と述べた。金与正氏による新たな指導体制になっても、ひとまず北朝鮮の住民は新体制をそのまま受け入れるだろうと主張したわけだ。
 しかし、太救民氏は「金与正体制になった後どのくらい長く続くのか、金与正の最側近の補佐陣がどれほど金与正を新たな指導者として支えていくのかは問題」だとして「金正恩のように長くは続かないと思う」と述べた。金与正氏は権力基盤が弱く、一部勢力によって交替させられる可能性があるというわけだ。
 金正恩委員長は昨年末、金平一氏を平壌に召還したのに続き、先月には故・金日成主席の娘婿、金光燮(キム・グァンソプ)駐オーストリア大使も27年ぶりに帰国させた。金光燮氏は金平一氏の姉キム・ギョンジン氏の夫だ。故・金正日総書記とは義理の兄弟という関係にある。
 金光燮氏は1970年代初め、金正日氏が後継者に内定して以降、金平一氏と同様に権力中枢から外され、海外に追いやられた。金正恩委員長が、長い間海外を転々としていた金平一氏と金光燮氏を北朝鮮に呼び戻したことをめぐっては、万が一の政治的リスクに備え始めたのではないかとの分析も示された。しかし、太救民氏の主張通り「金平一オプション」が現実になれば、金正恩委員長が金平一氏と金光燮氏を帰国させたことが、むしろ妹の金与正氏を窮地に追いやったことになる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
ーーーーーーーーーーー

 金正日との権力争いに敗れて40年間、海外勤務をさせられてきた金平日を、金正恩は昨年平壌に戻したとのこと。「僕に何かあったら、妹をよろしく」とでも言ったのか。金正日の権力を継ぐ金正恩に忠実な指導部に対し、非主流派の金平日には、どれくらいの支持者がいるのか。金正恩は、後継体制について、方針を示しているのか。反金正恩の軍部不満分子によるクーデタの動きはあるか。権力の空隙をついて中国がどう動くか。米国はどうけん制するか、そして日本は・・・。

 4月22日の段階で産経新聞は、社説「主張」に次のように書いていた。

「北朝鮮の体制は独裁者を守り、その意向を実現するためにのみ存在する。金委員長が死亡または再起不能になれば動揺は避けられず体制の崩壊や、軍が対外的に暴発することにも警戒が必要だ。
 権力闘争や、これに伴う内戦が起きてもおかしくない。混乱を受けて北朝鮮の核・ミサイルが国内外に向けて発射されないという保証はない。北朝鮮の核施設を押さえるため、関係国が特殊部隊を派遣する可能性もある。
 ウイルス禍のさなかだが生活苦にあえぐ北朝鮮国民が何十万人、何百万人も難民化して韓国や中国へなだれ込む恐れさえある。
 北朝鮮という国家が存続するかどうかも含め、激変は避けられない。その近隣に位置し、自国民が拉致されたままの日本はあらゆる危機に備える必要がある。」

************* 著書のご案内 ****************

 『人類を導く日本精神~新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1

************************************

新型コロナウイルスは、武漢ウイルス研究所の石正麗らが開発した

2020-04-27 10:33:45 | 時事
 4月20日のフランス発のニュースによると、エイズウイルス(HIV)を発見したことで2008年にノーベル生理学医学賞を受賞したフランスのリュック・モンタニエ博士が、「新型コロナウイルスは中国武漢にあるウイルス研究所から事故的に漏洩してしまった、人工操作されたウイルスだ」と発言した。
 博士は発表の中で、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の中にエイズウイルスが含まれている、と説明している。この報告は、本年1月末にインドの研究者たちが発表したが、すぐさま削除されたものだった。
 モンタニエ博士は、生物兵器説ではなく、エイズのワクチンを作る研究をしていて、ウイルスが漏出したという見方である。
 トランプ米大統領は、モンタニエ博士の発表を取り上げて、中国共産党政府の責任を追及するか。マクロン仏大統領は、どう対応するか。また、安倍首相は、こういうレベルの情報を知り得ているかどうか。ちゅうもくされるところである。

 武漢ウイルスを開発したのは、武漢ウイルス研究所の石正麗らのチームと特定されている。2月22日の bookservice の記事が詳しく書いている。

 「コロナウイルスは王冠のような突起が存在していて、その突起が人間と結合すれば感染する仕組みで、もともと、コウモリの中にいたコロナウイルスは人間と結合できなかった状態だった。
 インドとイスラエルの、遺伝子配列を研究する専門家からも、表面にある4つのタンパク質が自然界には存在しえない配列を持っており、SARSにエイズウイルスが合成されているものだと指摘をしている。エイズウイルスの治療薬が効いたのはそのための可能性も…。患者の状態も、コロナよりエイズに近い症状が出ていると…。
 2015年の論文に石正麗が「SARSウイルスとコウモリウイルスを組み合わせることによって、最初に、ヒトの気道に感染する新しいタイプのコロナウイルスを作成したと」掲載されている。
 実は、今年1月下旬に中国共産党の公式軍事ページの西陸網で「人工的に作成したもので、武漢ウイルス研究所の石正麗研究員とそのチームがコロナウイルスを生成し、流出させた」と記事が掲載され、新コロナウイルスが、人工的に作られてたものであることを認めていた。※後日削除された。
 1/24日の、ワシントンポストでも、間違いなく武漢のP4研究所で作成流出したものと断言できるとも専門家が語っている。他にもハーバード大学の教授は間違いなく細菌兵器だと語っている」
https://www.bookservice.jp/2020/02/22/post-41435/



 武漢”人工”ウイルスを作成した石正麗の論文が、科学雑誌「Nature」のサイトに掲載されている。
https://www.nature.com/articles/nm.3985…
 また、昨年(2019)年2月7日に、中国共産党の公式軍事ページ「西陸網」は、石正麗がウイルスの作成に成功したことを伝えた。また「西陸網」は、本年1月26日に「武漢ウイルスの4つの主要蛋白質が交換され、中国人を正確に狙い撃ちできる」という文章を発表した。この文章には、武漢ウイルスが人工合成であることが書かれていた。
https://note.com/hoshi19/n/nb26e3099c341



 更に詳しいことを、下記のサイトが伝えている。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881040030/episodes/1177354054894226881

 これらの情報の他、私がマイサイトのドキュメント1・2に掲載した中国内部から漏れ伝わってくる数々の情報を総合すると、この人工的に作成されたウイルスが、モンタニエ博士がいうようなエイズのワクチンを開発するための研究で作られた、いわば平和利用のためのウイルスとは、到底思えない。
http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion12.htm
 目次からB48とB49

 4月15日、Foxニュースは、感染拡大の初期段階における中国当局の行動に詳しいとされる「多数の消息筋」の話として、ウイルスはコウモリから研究所の職員の1人に感染したと報じた。その後、この研究者から、近くにある武漢の市場を含め、武漢市の住民に広がったという。
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202004167368444/?fbclid=IwAR0ip9hEaMYAsE0btLnT6pqVXUoW8JxCh2kMb0CTW8KmUZR7lrwsjbFEK3o
 この最初の感染者が昨年12月に感染し、既に死んでいると伝えられる黄という女性かどうかは不明である。中国共産党政府は、研究所職員から感染が広がったことを隠蔽し、偽の情報を流す宣伝工作を行った模様である。生物兵器の開発・研究でなければ、隠蔽をする必要はなく、まして偽宣をする必要は全くない。
 米国政府の調査機関は、上記のような様々な情報を当然持っているだろう。それらの情報の裏取りをして、トランプ大統領に報告するかどうか。大統領は、科学的・客観的な事実を発表するか、それとも政治的な配慮で外交的な駆け引きに利用するか。今後の展開を見守りたい。

************* 著書のご案内 ****************

 『人類を導く日本精神~新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1

************************************