昨年、当時米国務長官だったヒラリー・クリントン氏がハーバード大学で行ったという演説が、「新唐人電視台」の2012年7月5日付テレビニュースで紹介された。今も反響を呼び続けている。内容は20年後中国は世界の最貧国に転落するというもの。理由を6点挙げ、政治的・経済的・社会的・文化的観点から総合的に現代中国を把握して、鋭く将来予測している。
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●新唐人日本 平成24年7月4日
http://jp.ntdtv.com/news/2604/%E3%80%90%E7%A6%81%E8%A8%80%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%80%91%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AF%E6%9C%80%E3%82%82%E8%B2%A7%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%EF%BC%9F
【禁言ブログ】中国は最も貧しい国になる?
2012年07月04日
【新唐人日本2012年7月5日付ニュース】最近ネット上で、クリントン米国務長官がハーバード大学での演説文が広く転載されている。その内容は20年後中国は世界で、最も貧しい国になるというのだ。
根拠は
1.移民申請の状況から見て、中国9割の官僚家族と8割の富豪がすでに移民申請を出した。またはその意向がある。一国家の指導層と既得権益階級がなぜ自国に自信をなくすのか理解しがたい。
2.中国人は社会の個体として、国家と社会に対して負うべき、責任と義務がわかっていない。国際社会に対して負うべき責任はなおさら分かっていない。受けた教育或いはメディアの宣伝はほとんどが憎しみと他人または他国を歪曲した内容で、人々の理性と公正な判断力を失わせる。
3.中国は世界で数少ない信仰のない恐ろしい国で、全国民が崇拝するのは権力と金銭のみだ。利己的で愛心のない、同情心を失った国家が国際社会の尊重と信頼を得られると思うか?
4.中国政府の所謂政治は人民を騙し人間性に背く以外の何物でもない。人民大衆は過去の権力の奴隷から今は金銭の奴隷に変わった。このような政権がいかに人民の尊重と信頼を得られるか。
5.大多数の中国人は「面目が立ち」、「尊厳のある生活」とは何か全くわかっていない。民衆にとっては権力と金銭の獲得が生活の全てで、成功なのだ。全民腐敗、堕落といった現象は人類の歴史上でも空前絶後だ。
6.憚ることのない環境破壊と資源の略奪、贅沢と浪費の生活方式は何個の地球だと供給できるのだろか?他国が危惧するのも当たり前だ。中国政府はいつも民衆の注意力を他国にそらし、敵を造り、自分の圧力を外部に転嫁させようとするが、時代の流れと人類文明の趨勢に従い、自ら変革を起こし、民生に関心を払い、民主を重視し、無責任な抑圧をやめるべきだ。でないと、中国はますます不安定になり、将来大きい社会動乱と人道災難が出現し、20年後 中国は世界で最も貧しい国になるだろう。これは全人類と災難であり、米国の災難でもある。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/26/atext722759.html.(中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/工)
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ヒラリー・クリントンは、ビル・クリントンが大統領だった時、夫妻でケリーら他の民主党の閣僚・幹部とともに、共産中国からスパイ組織を通じて多額の賄賂を受けていたことが問題になったほど、親中派だった。だが、第1次オバマ政権の国務長官になった時には、大きく変わっていた。第1次オバマ政権は最初、中国に融和的で非常に低姿勢だったが、途中から姿勢を改めたのは、ヒラリーの影響力が大きかったと思う。上記のハーバード演説に見るように、ヒラリーは外交の責任者としての実務を通じて、さらに中国に対する厳しい見方を固めたのだろう。
ヒラリーが国務長官を1期で退任したのは、残念だった。第2次オバマ政権でケリーが後任になってから、米国の対中姿勢は明らかに融和的になり、米国は中国共産党指導部からなめられている感じである。ヒラリー自身は、実績によって人気を高め支持者を増やしたことをもって、次の大統領の座を目指しているのだろう。オバマに後れを取ったとはいえ、米国史上初の女性大統領となれば、歴史に残る。今から3年後も、ヒラリーが中国に対しハーバード演説と同じ見解を保持していれば、中国が最も嫌がる米国指導者となるかもしれない。
関連掲示
・拙稿「尖閣:米中再接近の動きに注意すべし1」
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/594e4a4efb3737d9380d68a684cf1868
・拙稿「尖閣:米中再接近の動きに注意すべし3」
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/9c5caf4389aebda242fb2a2996596064
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●新唐人日本 平成24年7月4日
http://jp.ntdtv.com/news/2604/%E3%80%90%E7%A6%81%E8%A8%80%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%80%91%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AF%E6%9C%80%E3%82%82%E8%B2%A7%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%EF%BC%9F
【禁言ブログ】中国は最も貧しい国になる?
2012年07月04日
【新唐人日本2012年7月5日付ニュース】最近ネット上で、クリントン米国務長官がハーバード大学での演説文が広く転載されている。その内容は20年後中国は世界で、最も貧しい国になるというのだ。
根拠は
1.移民申請の状況から見て、中国9割の官僚家族と8割の富豪がすでに移民申請を出した。またはその意向がある。一国家の指導層と既得権益階級がなぜ自国に自信をなくすのか理解しがたい。
2.中国人は社会の個体として、国家と社会に対して負うべき、責任と義務がわかっていない。国際社会に対して負うべき責任はなおさら分かっていない。受けた教育或いはメディアの宣伝はほとんどが憎しみと他人または他国を歪曲した内容で、人々の理性と公正な判断力を失わせる。
3.中国は世界で数少ない信仰のない恐ろしい国で、全国民が崇拝するのは権力と金銭のみだ。利己的で愛心のない、同情心を失った国家が国際社会の尊重と信頼を得られると思うか?
4.中国政府の所謂政治は人民を騙し人間性に背く以外の何物でもない。人民大衆は過去の権力の奴隷から今は金銭の奴隷に変わった。このような政権がいかに人民の尊重と信頼を得られるか。
5.大多数の中国人は「面目が立ち」、「尊厳のある生活」とは何か全くわかっていない。民衆にとっては権力と金銭の獲得が生活の全てで、成功なのだ。全民腐敗、堕落といった現象は人類の歴史上でも空前絶後だ。
6.憚ることのない環境破壊と資源の略奪、贅沢と浪費の生活方式は何個の地球だと供給できるのだろか?他国が危惧するのも当たり前だ。中国政府はいつも民衆の注意力を他国にそらし、敵を造り、自分の圧力を外部に転嫁させようとするが、時代の流れと人類文明の趨勢に従い、自ら変革を起こし、民生に関心を払い、民主を重視し、無責任な抑圧をやめるべきだ。でないと、中国はますます不安定になり、将来大きい社会動乱と人道災難が出現し、20年後 中国は世界で最も貧しい国になるだろう。これは全人類と災難であり、米国の災難でもある。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/26/atext722759.html.(中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/工)
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ヒラリー・クリントンは、ビル・クリントンが大統領だった時、夫妻でケリーら他の民主党の閣僚・幹部とともに、共産中国からスパイ組織を通じて多額の賄賂を受けていたことが問題になったほど、親中派だった。だが、第1次オバマ政権の国務長官になった時には、大きく変わっていた。第1次オバマ政権は最初、中国に融和的で非常に低姿勢だったが、途中から姿勢を改めたのは、ヒラリーの影響力が大きかったと思う。上記のハーバード演説に見るように、ヒラリーは外交の責任者としての実務を通じて、さらに中国に対する厳しい見方を固めたのだろう。
ヒラリーが国務長官を1期で退任したのは、残念だった。第2次オバマ政権でケリーが後任になってから、米国の対中姿勢は明らかに融和的になり、米国は中国共産党指導部からなめられている感じである。ヒラリー自身は、実績によって人気を高め支持者を増やしたことをもって、次の大統領の座を目指しているのだろう。オバマに後れを取ったとはいえ、米国史上初の女性大統領となれば、歴史に残る。今から3年後も、ヒラリーが中国に対しハーバード演説と同じ見解を保持していれば、中国が最も嫌がる米国指導者となるかもしれない。
関連掲示
・拙稿「尖閣:米中再接近の動きに注意すべし1」
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/594e4a4efb3737d9380d68a684cf1868
・拙稿「尖閣:米中再接近の動きに注意すべし3」
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/9c5caf4389aebda242fb2a2996596064