写真は、120922、中3理科の授業です。
120923の埼玉県白岡町、最高気温が21℃でしたね~。
雨が降っていたとはいえ、9月ではめずらしい涼しさでした。
私、最近の寝るときには何もかけていなかったのですが・・・。
120923の深夜は涼しいと思ったようで、起きてしまいました。
そして深夜、収納からタオルケットを探すハメに・・・★
120924の最高気温は30℃と、もとに戻りましたが~。
さて、過去問を勉強していますよ。
遺伝の内容では、いつも計算問題が出題されます。
写真の問題の前に、親から子の代の問題は終わっています。
「R」が丸粒を作る優勢の形質。
「r」がしわ粒を作る劣性の形質。
この2つも、すでに解答しています。
写真にある、子から孫の代の問題を見てみましょう。
問題「孫の代の種子が全部で6895個できたとすると、丸粒としわ粒は、それぞれ何個くらいできると考えられますか」
「たとえば、“約1000個:約6000個”のように答えなさい」
そんなヒントのようなことが書いてあるので・・・。
6895個を、約7000個と考えればいいのですね♪
さあ、遺伝子のモデル(記号)も入れてしまいましょう。
「Rr」と「Rr」の子どもから、どんな孫が生まれるか?
それは、4種類ありましたよね。
● 「RR」・・・優勢の形質が出るので、丸粒
● 「Rr」・・・優勢の形質が出るので、丸粒
● 「Rr」・・・優勢の形質が出るので、丸粒
● 「rr」・・・劣性の形質が出るので、しわ粒
つまり、「丸粒:しわ粒=3:1」という割合になるわけです。
4パターンで、約7000個の孫の代ができました。
「丸粒:しわ粒=3:1」ということは・・・。
全体の割合としては、「3+1=4」となります。
● 4の中の3が丸粒
● 4の中の1がしわ粒
そう考えて、あとは小6算数で勉強した「比例配分」を使います。
丸粒は、約7000個に3/4をかけます。
→ 7000×3/4=1750×3=5250
しわ粒は、約7000個に1/4をかけます。
→ 7000×3/4=1750
もちろん、全体の7000個から、丸粒の5250個を引いてもよいです。
→ 7000-5250=1750
答えは「丸粒:しわ粒=約5250個:約1750個」です。
↑できましたか?
「丸粒:しわ粒=3:1」は、ある程度誰でもできると思います。
あとは、計算をできるようにすることですね。
必ずしも比例配分を使わなくてもよいですが。
それにしても、中学理科の計算は、小学校の算数をよく使います。
全体的に最も使うのが「比と比の値」の計算です。
かなり便利ですよ~♪
● 小学校の勉強をもとに中学校の勉強がある
● 勉強は教科間で断絶しているわけでなく、連動している
こんなことを頭の片隅に置きながら勉強していきましょう。
テスト対策だけ一生懸命にやっても、あまりよい勉強とはいえません。
小学校の内容から、日々しっかり身に付けていくことが大切です☆
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