高校生学力調査は、学習意欲調査も同時に行っています。
全体的にみると、勉強に対する意欲も上がっていると分析されています。
それでは、学習意欲調査の結果を見てみましょう。
設問に対する「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」をプラスしてあります。
●学校が好きだ
02年 65.9%
05年 68.7%
●勉強が好きだ
02年 20.0%
05年 22.1%
●勉強は大切だ
02年 79.0%
05年 84.2%
●勉強すれば、私の好きな仕事に就くことに役立つ
02年 68.9%
05年 73.4%
全体的に上がっていて、少しホッとする感じですな~。
「今の社会や会社を見てみろ。自分を鍛えておかないとヤバイぜ!」
そんな意識が、若者の間でも上がってきたような気がします。
本屋に行くと、大学生が資格の本を見ていますよね。
大学の授業に関係あるのかもしれませんが・・・。
「今のうち、できるだけ資格を取っておこう!」ということなのかもしれません。
私も、今ある資格よりも、もっとイロイロ取っておけばよかったなあ~。
簿記とか欲しかった。
いや、今からでもいいのですよね(焦)。
さて、この状況に反論する、エライ教授の意見もあります。
「勉強しないと仕事に就けないという社会のプレッシャーが強まっている」
つまり、勉強の意欲上昇が、悪いものだと考えているようです。
これって、ホントにそうなのでしょうか?
・・・次回、ラストに続く。