ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

高校生学力テスト、ゆとり善戦?(5)

2007-04-30 | 勉強コラム

高3の学習意欲調査が、前回よりもよくなった結果より。
エライ教授がこんなことを言っています。
「勉強しないと仕事に就けないという社会のプレッシャーが強まっている」

これっておそらく、否定的な、マイナスな意味で言っていますね~。
ホントにそう思いますか?

私の考えとしてはですね・・・。
そもそも、ある程度の「プレッシャー」がないと、人は行動しないと思います。

成績表によって、自分の勉強面が評価される。
そんなプレッシャーがあるから勉強する。
なければ、意識の高い一部の子ども以外は、勉強しない。

中間・期末テストによって、進学できる高校の可能性が変わる。
そんなプレッシャーがあるから勉強する。
なければ、好きな部活だけやるか、意識の高い一部の子ども以外は、勉強しない。

今までの学業の結果や、第一印象で就職活動の成果が出る。
そんなプレッシャーがあるから、その会社の勉強をして、身なりを整える。
なければ、私服でブラっと、何の動機もなく就職活動をする、もしくはしない。

仕事の成果によって、給料や人事が決まる。
そんなプレッシャーがあるから、より努力し、工夫し、結果を出そうとする。
なければ、ノンビリ自分の机に座っているだけで、1日終わる。

「今日はあと10万円の売上げを作れ! それまで店を閉めるな!」
そんなプレッシャー(ストレス)は、もちろん行き過ぎですね。
そんなキビシイことを言っているのではありませんよ(←よくあるっぽいけど)。

人間は、ある程度のプレッシャーがあるので、よりよく行動しようとするのです。
プレッシャーとうまく付き合っていく必要があるのです。
エライ教授は、それがわからんのですよ(←「ファースト・ガンダム」第42話より)。

●モノを作れば売れる
●マジメに勤めれば出世していく
●ただ、上から言われたとおりやっていれば成功する

そんな時代ではないと、私は思います。

プレッシャーを味方にしろ!
プレッシャーとうまく付き合え!
そして生き抜け!

最後に、そんなことを言っておきましょう☆(←エラそうに言える立場か?)

イロイロ考えることの多い、高3学力テスト&学習意欲調査でした。

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