ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

なぜ漫画雑誌は売れなくなったのか?(5)

2008-10-25 | 教室日記

前回までで、「なぜ漫画雑誌は売れなくなったのか?」がわかりましたね。

ラストの今回は、漫画(絵)と、脳の関係について考えてみましょう。
080927の新聞記事に「脳を刺激、今や『学問』」の記事がありました。
漫画が学問だというのです。

京都精華大学は、マンガ学部を創設しました。
マンガやアニメーションなどの3学科に639人が学びます。
漫画が、ひとつの文化学(学問)として評価されていますよね♪

さらに、漫画は脳を刺激するようです。
医師で作家の米山公啓さんが、2008年の7月に・・・。
『マンガ脳 マンガを読むと頭が良くなる!』を出版しました。

普段、人が見られないアングルからの絵がありますよね。
そんな絵を見ると、右脳が刺激されるようです。
学力とは関係なさそうですが、イメージ力がつくかもしれませんね。

右脳は、直感、ひらめき、空間認識、イメージなどを司ります。
「感覚脳」という感じですね。

左脳は、論理的思考力、計算能力、言語能力などを司ります。
「論理脳」という感じです。

「頭が良くなる」というのは、どうかなあと思いますが・・・★
右脳が刺激されるとよいこともあると思います。
イメージが豊かになる、感性が豊かになるかもしれません。

『成長する脳』(実業之日本社・久恒辰博著)にもありました。
「ダリの絵で、右脳が活性化した」という部分です。
絵から右脳が刺激を受けることはあるということですね。

私も数年前にダリの展覧会に参戦したので、もしかしたら・・・♪

ダリの絵を見て「奇妙だな」「変だな」と思うと・・・。
人によって、イロイロなイメージが思い浮かぶようですね。
「これは“記憶”の象徴? こっちは“不安”の象徴・・・?」

ただし、「(広い意味で)頭が良くなる」=「勉強ができる」ではありません。
漫画を読んでいるだけは、学生さんの勉強に直結しません★
勉強ができるようになるには、まず勉強そのものをしていきましょう。

そんなわけで、少し脱線してしまいましたが・・・。

漫画から「紙」が消えてしまうことはないと思います。
ただし過去に固執しないで、「周囲の変化への対応」が大切です。
漫画雑誌も変化していって、末永く生き残ってほしいものですね。

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