070810、NHKの「尾崎豊がいた夏」を見ましたよ~♪
尾崎豊が19歳のとき、大阪球場コンサートの姿を追っています。
そこでの19歳の尾崎も興味深いのですが・・・。
それよりも、尾崎についてのコメントが興味深かったのです。
コメントは、理学博士・脳科学者の茂木健一郎が語ってくれました。
以下、点線の中は、茂木先生のコメントです。
---------------------------------------------------------------------
歌詞がすばらしいですね。
「15の夜」なんて、ホントにそんな夜があるんじゃないか・・・。
たぐいまれなるリアリティを感じるんですね。
魂があるというか。
言葉の使い方が、非常に的確で正確でムダがないんですね。
メロディもすばらしい。
全体としての芸術作品としての完成度が高いんですよね。
---------------------------------------------------------------------
確かに尾崎の歌詞は、すべて実体験からのもののようなリアリティがありますね。
♪誰にも縛られたくないと
逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした15の夜♪
070419の新聞記事で「遠ざかる尾崎の叫び」がありました。
高校の倫理の教科書に、尾崎の歌詞が登場しているようですね。
「若者の反抗の歌」というだけでは、教科書に載ることはないでしょう。
他者との関わり方、若者の心の動き、不条理に対する叫び・・・。
尾崎の歌詞から考えることは、たくさんありそうですね。
さて、そんな尾崎の曲や歌詞を、現代の若者はどう思っているのか?
茂木先生のコメントと、この新聞記事から考えてみましょう。
1996年発売のベスト盤は、約170万枚のセールス。
しかも、今でも毎年10万枚程度売れ続けているようです。
新たな、若い尾崎ファンが購入しているのでしょうか?
それとも、以前のファンが懐かしさから買い求めているのでしょうか?
どうやら、尾崎の歌詞に共感する若者は、減ってきているような感じなのです。
それは、一体どうしてなのでしょうか?
・・・次回へ続く。