ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「ハケンの品格」から学ぶ(1)

2007-03-13 | TVドラマから学ぶ

070307、テレビドラマ「ハケンの品格」を見ました。
今期、欠かさず見ているドラマのひとつです。

視聴率としては、「花より男子2」「華麗なる一族」に次いでのナンバー3です。
当然(?)、このTOP2も欠かさず見ています。

ナンバー3の「ハケンの品格」は、視聴率20%前後を叩き出しています。
近年ではヒットドラマですね♪

このドラマの前フリとしては、以下のような感じです。

いまや、日本では300万人に迫るといわれている「派遣」と呼ばれる人たち。

労働者派遣法の施行から20年。
平成11年の自由化。
平成16年の規制緩和。

それらを受け、いまや彼女(彼?)たちナシでは、企業は成り立たないようです。
いま「正社員イズベスト」の時代は、終わろうとしています。

・・・そんな前フリを前提に、ドラマは進みます。

スーパー派遣の大前春子(篠原涼子)。
新米派遣の森美雪(加藤あい)。
会社大好き正社員の東海林武(大泉洋)。
仕事はイマイチでも人情味のある正社員、里中賢介(小泉孝太郎)。

春子が東海林を呼ぶときの「クルクルパーマ!」。
東海林が春子を呼ぶときの「とっくり!」。

毎回、このかけあいは面白かったですね♪

ただ、初回のほうでは、「正社員VS派遣社員」の罵り合いになっていました。
正直、見苦しかったのです。
もちろん、ドラマ向けに大げさに演技して、大げさな展開にしているのでしょうが・・・。

同じ会社で働いていながら、東海林主任は・・・。
「派遣は、正社員の言うことを聞いていればいい」とか。
「派遣のくせに、でしゃばるな」とか。

その人間の中身ではなく、外側の肩書きだけで判断している言い方でした。
肩書きでしか人間を見られない人間は、了見が狭く、信用できません!
ドラマを見ていて、けっこう文句アリアリでした。

肩書きよりも、その人がどんな人で、どんな仕事ができて、どんな結果が出せるか。
そこがイチバン重要だと思うのですが(←アツくなりすぎ?)。

正社員が仕事もしないで、いつも派遣に文句を言っているような展開。
何か「自分よりも下」を作らないと、正社員は精神が安定しないのでしょうか。
常に誰かを攻撃していないと、自分が攻撃されてしまうので怖いのでしょうか。

現代のいじめの構図によく似ていると思っていました。
学校でも、地域でも、会社でも・・・同じような状況があると思います。

私も社会人になってからは、身をもって(?)それを感じましたね。

若い頃は、「お怒りモード」だったのですが・・・。
ある程度、歳をとってからは「ああ、言っとんなあ~」と。
ずいぶん、世の中の仕組みが、わかってきたということでしょうか。

「ハケンの品格」を見ていて感じたこと。
大きい会社で派遣社員を使っていると、こんな感じなわけ?
こんな仕事もしないで、他人に文句ばかり言っている会社、よくなるわけないでしょ!

最初のほうは、どうにも気に食わないドラマだったのです(←なら見るなって)。

でも、スーパー派遣、大前春子の大活躍。
春子に対する接し方が変化してきた東海林主任。
春子と東海林主任のかけあい。

その辺から、ドラマはどんどんおもしろくなっていきました♪

そしてこの春、新しいステージに立つあなたへ。
春子がよいことを言っているのです☆

・・・それは次回へ。

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