ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

ライブ授業とオンライン指導について

2020-04-25 | 教室日記

アビット新白岡校、塾生の保護者様

アビット新白岡校、200410~200424まで休講中です。

そこで、「登校日」(15:00~19:00の間いつでも)を設けています。
「登校日」は、原則、5~10分ほどの対応となります。
先週の宿題を確認して、来週までの宿題を出します(主に復習内容)。

ただ、これだとカリキュラムの新しいところを教えられません。

新しいところの導入をするのは・・・。
基本的には集団指導をして、まず教えるのがいいと思います。
しかも、子どもの顔を見ながらですね。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大により・・・。
そう言っていられないかもしれません。
教室に長時間、多人数で(感覚は人それぞれ)いるのは、心配だと。

そろそろ、私もオンライン指導の勉強をするときかと思います。
今までは、不勉強で、しかも昭和感覚で、やったことがありません。
でも、今後も自然災害などがあるだろうし、いいきっかけです。

アビットは、基本、以下のような「勉強の仕組み」です。

「集団指導 → 家庭学習 → 個別指導」

これを毎週、キッチリと繰り返していきます。
中学生の1回分の指導は120分、小学生(非受験)は90分です。

もう少し細かく、「勉強の仕組み」を説明すると・・・。

①教室で、新しい内容を集団指導
→ ②教室で、その内容を練習
→ ③教室で、先週の宿題を確認&個別に質問を受ける
→ ④教室で、何も見ないで、先週の宿題の確認テスト(仕上げ)
→ ⑤教室で、確認テストを採点&個別指導
→ ⑥家で、新しく教わったところの家庭学習(宿題)
→ ①に戻る

1回分の指導は、①~⑥ということになります。

「集団指導でわかって、個別指導でできるまで」となります。
中学生なら、集団に60分、個別に60分、時間を使いますが・・・。
勉強内容によって変化しますし、子どもによって延長もあります。

私は、このやり方だと、子どもが家庭学習(宿題)をやりやすいし・・・。
最終的に、勉強内容が身につくだろうと思います。

小5、小6くらいから、この指導にうまくハマれば・・・。
中学生になって、偏差値【SS 60】以上が出やすいと思います。

ただし難点は、かなり手間がかかるので・・・。
あまり大勢を指導することはできません。

200425時点での私の考え方を記しておきます。

学校よりも「予習の」指導(集団指導)について

算数・数学は、子どもの顔を見ながら集団授業がよさそうです。
授業中は、何度か「質問、して!」と言いながら進めています。
学校よりも先取りの内容は、難しいものもあり、1時間弱かかりますね。

英語は、簡略化して、今の「登校日」のやり方でもなんとか。
ただ、オンラインの1対1英会話などもありますよね。
このやり方を私が身につければ、なんとかなるような気もします。

国語も、宿題を置いていってもらって、私が採点。
次回来たときに直してもらえれば、「登校日」のやり方でもいけます。
でも、英語とセットで1対1のオンライン指導もできるかも。

集団指導のあとの「練習」について

数学は、「復習プリント」があります。

テキストだけでは、うまくいかなそうなところ。
もう少し練習させたほうがいいところ。
これを、「復習プリント」にして、その場で勉強してもらいます。

オンライン指導だと、「その場で」は難しいですよね。
時間が経ったあとに、どこかで勉強してもらう感じになるのか。
どちらにしても、タイムリーでないのは学習効果が落ちますね。

英語は、「英文法☆ラクラクプリント」があります。

下にある「確認テスト」の前に、新しい文の「型」を覚えてもらいます。
テキストを見ながらでも書いて、私がすぐに採点(点数はなし)。
数学の「復プリ」と同じく、タイムリーに使うとベストではあります。

学習塾の「場」の強さの部分だと思います。

集団指導、練習のあとの「確認テスト」について

アビット新白岡校は、60分が集団指導、もう60分が個別指導。
個別指導のときは、私が宿題を確認して、質問をもらって・・・。
そのあと何も見ないで、仕上げの「確認テスト」を解いてもらいます。

勉強って「教えて終わり」が、イチバンよくないかなと。
宿題を出したなら、必ず出した人間が確認する。
その上で、その宿題の内容が身についているのか、一度試してみる。

この流れ、「集団×個別」を、手を抜かないでキッチリやる。
ここが、アビット新白岡校のよいところだし・・・。
学力が上がるところかなと思っています。

これは、教室で、何も見ないで解くので学力がつくのだと思います。

「確認テスト、家でやっておいて~」
もし言った人間が、解いたものを確認もしないのなら・・・。
ほぼ100%やらないですね。

「確認テスト、家でやって持ってきて~」
家でなら、なんでも見ながらできるので、理解や習得が薄いし・・・。
結局、自分の「できる・できない」は、わからずじまいです。

「確認テスト」は・・・。
教室で、私が見ている中で、何も見ないで、自分の力で解くので・・・。

「テキストの内容、しっかり覚えなきゃ」
「テキストに載っているこの問題、できるようにしておかないと」

・・・と緊張感が出るし、「やる気」も出るのです。

ここは、学力向上について、けっこう重要な部分だと思っています。
ここまでキッチリやるので、成果が出やすいのです。
すぐ採点&個別指導もあり、手間がかかるところではありますが。

でも、そのスピード感がよいです。
子どもも、自分の「できる・できない」が、毎週ハッキリします。
できないのなら教わって、直して、後日、再テストをすればいいのです。

ガチ勝負なので、「100点ポイントカード」も一役買っています。
やはり、20ポイントたまって「努力賞」がもらえると嬉しいのでは。
与えられたわけではなく、「自分の力で稼いだ」感もいい。

私だったら、「努力賞」絶対欲しいですよ~(←マンガを買う)。

この「確認テスト」も、おそらくオンライン指導ではできません。
学習塾の「場」の強さの部分だと思います。

200425時点での私の考え方をまとめます。

算数・数学の先取り指導について。
「分散登校」「時短指導」で、集団指導をする。
個別指導の部分である練習や確認テストは、考え中。

英語・国語の先取り指導について。
「登校日」指導か、「分散登校」「時短指導」で集団指導をする。
個別指導の部分である練習や確認テストは、考え中。

中学英語は、オンライン指導ができる可能性もあり。

ただし、オンライン指導、ネット授業、映像授業は万能ではないし・・・。
効果があるかというと難しいかもしれませんが。

効果があるのは・・・。

● ある程度オトナ(高校3年くらい)で意識が高い
● 新しい内容を映像で見て、わかる学力がある
● 映像を見たあと、自分でしっかり演習ができる
● 大学受験などの目標がハッキリしている

大手予備校などが、映像授業で成果を出しているのは・・・。
年齢、学力、意識などが、この層だからかもと思っています。

小中学生の場合、どうでしょうか・・・。
塾という「場」に来て、引っ張られ、教わり、動いているから。
家庭学習も必要ですが、だから学力が上がるのだと思っています。

これで、2020年、GW明けの指導のやり方が見えてきました。
「自分を知る」ということは大切ですね。
もちろん、塾生の保護者様の声も聞きながらになりますが。

アビット新白岡校の強みは・・・。

● 先生が1人(新型コロナウイルス感染の管理が必要なのは1人だけ)
● 塾生が少人数(分散登校が可能、臨機応変に時間割を組み替え可能)
● もし中学英語のオンライン指導ができれば、塾では仕上げのみ

・・・このあたりをフルに使っていきたいところです。

今後のことについて、詳しくは次回のメールにて。

よろしくお願いします。

(200425 保護者様へのメール 一部改訂)

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