ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『やる気のコツ』レポ(6)

2018-08-21 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『やる気のコツ』植西聰〔うえにし・あきら〕著(自由国民社)◆◇◆

あなたの人生を幸せにできるのは、あなただけ!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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やる気にならないからこそ、何か「やってみる」ことが大事になる

「やる気になったら、やる」という人がいる。
これは、「やる気にならなかったら、やらない」と言っているのと同じ。

「勉強をやる気になったら、勉強する」と言っている学生がいる。
これは、「やる気にならなかったら、勉強なんてしない」と言っているのと同じ。

こんなことを言っている人は・・・。
いつまで待っても勉強を始めることはできないだろう。

「やる気になかったから、まだ何もしていない」
結局は、そのように言い訳するだろう。

「やる気になってから、やる」などと考えていては・・・。
やる気などやっては来ない。

やらなければならない勉強があるのなら、とにかく「やる」。
「やってみるから、やる気が出てくる」ということもよくあることだ。

勉強する気がなくても、机に座って教科書を開いてみると・・・。
不思議に、やる気が出てくることがよくある。
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教室で勉強していると・・・。
たまに「やる気が起きない」などと言う子どもがいます。

勉強に取り組めない子どもは・・・。
「やる気」を、勉強したくない言い訳にしているわけです。

決まって、勉強のできない子どもですね★

「やる気はなくてもいいから、まず黙ってやってみて。終わらないと帰れないよ」
私が言うことは、そのようなことです。

やる気がなくてもかまいません。
基本的に、勉強のできない子どもは・・・。
「とにかくやってみる」というのが大切です。

それを1~2年繰り返して、できるようになってくれば・・・。
そこで初めて「勉強のやる気」が出てくるでしょう☆

書籍『脳から変える ダメな自分』築山節(NHK出版)を読みました。

築山さんは、財団法人河野臨床医学研究所理事長です。

少し内容を見てみましょう。

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やる気とは、行動することによって蓄積されるエネルギーである。
止まったまま考え込んでいても、やる気が増幅されていくことはないのです。
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書籍の引用は以上です。

勉強のできる子どもは・・・。
そもそも「やる気」ということをあまり言いません。

● 勉強は、やるべきことだ
● 勉強は、やればやっただけ自分が向上する
● 志望校、学年順位などの目標もある

できる子どもは、こられがあって行動を起こしています。
だからもう、やる気があるとかないとか・・・。
言わないで勉強していますね。

さらに、勉強することは、当たり前の習慣になっているのです。
寝る前の歯磨きのようなものです。
自分の気分次第で、勉強をやる・やらないということはないわけです。

寝る前の歯磨きは、おそらく誰もが習慣になっていることですよね。
保護者の方の協力も必要になってくるかもしれません。
勉強のできる子どもに習って、追いついていきましょう☆

「勉強するから、何をしたいか分かる。勉強しないから、何をしたいか分からない」
 (ビートたけし 日本のコメディアン、タレント、映画監督、俳優)

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やる気のコツ──アドラーが教える9つの勇気
植西 聰
自由国民社

 

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