ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3数学 篠津中、第3回定期テスト対策 円すいを分けた体積比

2018-11-21 | 本日の授業

写真は、181115、中3数学の授業です。

埼玉県白岡市・篠津中、第3回定期テストが迫りましたね。
181121&181122です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。

高校に送られる調査書に載るのは、学校での2学期の成績までです。

そして、第3回定期テスト(2学期期末テスト)は・・・。
2学期最後の大きいテストです。
ここは、必ず取っておく必要がありますよ。

埼玉県公立各高校によって、選抜基準が決められています。
例えば、伊奈学園総合高校の調査書(内申点)の扱いは、「1:1:3」です。
これは、中1は1倍、中2も1倍、中3だけ3倍にするということ。

中1と中2では・・・。
調査書5段階に差があっても、それほど問題ありません。
9教科を足し算して「30」でも「36」でも。

でも、中3では、「30」の子どもは「90」にしかなりませんが・・・。
オール4の「36」取った子どもは、「108」にド~ンと上がります♪
公立高校入試前に、「持ち点」で差がついてしまうわけです。

学力検査の得点と内申点での公立高校合否データを見ると・・・。
学力検査の得点は同じでも、合格と不合格に分かれることがあります。
その場合は、内申点で差が付いていることがほとんどです。

中3では、中1、中2以上に全力を尽くすことですね。

もちろん、内申点を思うように取れていなければ・・・。
実際の学力検査の得点を多く取ることです。
あとは、実際の学力で勝負するということになりますよ。

さて、過去問から問題を見てみましょう。

問題「図のように、円すいの底面に平行な平面Lが母線OAを4:1の比に分けている。平面Lで分けられた円すいの2つの部分をP、Qとする。もとの円すいの体積が500π㎤のとき、PとQではどちらが何㎤大きいか途中の説明も書いて求めなさい。その際、解答用紙の図に数や記号を書いて説明してもよい」

記述式の問題ですが・・・。
それほど、表現力が必要なわけではありません。
普通に、解いた手順を書いていけばいいと思いますよ。

それでは、解答を一緒に見ていきましょう。

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大きい円すいと小さい円すいの相似比は?

→ (4+1):4=5:4

大きい円すいと小さい円すいの体積比は?

→ 5の3乗:4の3乗=125:64

P:Qの体積比は?

→ 64:(125-64)=64:61

Pの体積は?

→ 500π× 64/125=4π×64=256π

Qの体積は?

→ 500π-256π=244π

ラスト、どちらが何㎤大きいか?

→ 256π-244π=12π

答えは、「Pのほうが12π㎤大きい」です。
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他の書き方でも大丈夫です。

↑確認してみてくださいね。

この問題は、体積を切って比べる問題でした。

定期テスト対策プリントでは・・・。
平面を切って、その切ったあとの面積を比べる問題を勉強しました。

円すいを切ると、下の部分は円すい台(プリン)に。
三角形を切ると、下の部分は台形になります。

どちらも、やり方としては同じです。
体積比か面積比か、あとは引き算をするといいでしょう。

高校に提出する成績がつくラストの定期テスト、できを期待しています☆

↑この内容がテスト範囲なのは、篠津中のみ。白岡中はテスト範囲外です。

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コメント
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