写真は、140201、中3北辰テスト対策講座です。
埼玉県公立高校入試前、最後の北辰テストになりましたね。
公立高校受験者は、必ず受験しておきましょう。
目標を作って、自分を上に引き上げるためですね。
北辰を受験しなければ、気の入らない北辰対策週となります。
そして、北辰本番なのに、呑気な日曜日となってしまいます。
入試前の、せっかくの道具ですから、目一杯活用しましょう。
今回の理科、唯一の難易度MAX「D問題」を見てみましょう。
問題「図では、太陽―金星―地球の順で一直線に並んでいます。その後、再び太陽―金星―地球の順で一直線上に並ぶまでに584日かかりました。このことから考えると、地球の公転周期を365日とした場合、金星の公転周期は何日になりますか。金星の公転周期をx日として、途中の説明を書いて、答えを求めなさい」
地球の公転周期は、365日です。
地球も金星も、1回の公転は360°となります。
地球が1日あたりで公転する角度は、何度でしょうか?
小5の算数「単位量あたりの計算」で勉強しましたね。
「あたり」の数で割ればいいので、「360°/365日」です。
金星の公転周期は、x日です。
地球も金星も、1回の公転は360°となります。
金星が1日あたりで公転する角度は、何度でしょうか?
「あたり」の数で割ればいいので、「360°/x日」です。
ここで、アビット新白岡校で使っている、理科のテキストへ。
「太陽から遠い惑星ほど、公転周期(1回公転するのにかかる時間)が長い」
それを考えると、金星と地球が、1日で公転する角度の差は?
金星のほうが、太陽から近いところを公転しています。
だから、(360°/x日)と(360°/365日)を比べると・・・。
金星のほうが、365日よりもかからないと予想できます。
その場合、金星のほうが、分数の数値は大きくなります。
大きい方から小さい方を引きましょう。
「(360°/x日)-(360°/365日)」で、差が出ます。
この差が584日集まると、再び一直線になりますよね。
つまり、584日で金星と地球が公転する角度の差は・・・。
360°になるということです。
以上のことを方程式に表しましょう。
「(360°/x日)-(360°/365日)×584日=360°」
これを解けば、金星の公転周期が出ますよ。
計算も手間がかかりますが★
答えは、小数第1位を四捨五入して「225日」です。
↑計算は、写真で確認してくださいね。
この問題は、考え方を広い余白に記述していく問題です。
このような記述は、埼玉県公立高校入試問題にもありますよね。
ただ、入試問題よりも難しい気がしますが★
この日は、埼玉県公立高校入試対策プリントも勉強しました。
● 埼玉県公立高校入試用 社会アルファベット集
● 埼玉県公立高校入試用 理科化学反応式&イオン式集
完全に覚えるのは、このプリントに出ているものだけで大丈夫です。
たとえば、社会は、PKO、WHO、UNESCO、G20など。
たとえば、理科は、「2H2+O2=2H2O」などです。
↑過去問解答の前に、プリントを完成させています。
今回の過去問で、塾内の最高偏差値【SS】は・・・。
理科の【SS 72.0】でした☆
すごいな! 上の「D問題」以外はできたということで♪
中3最後の北辰テスト・・・。
他人と比べなくてもいいですよ。
自分の最高偏差値を叩き出してくることを期待しています☆
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