ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中1数学 篠津中定期テスト対策 マッチ棒の規則性

2012-06-26 | 本日の授業

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写真は、120620、中1数学の授業です。

120622に、篠津中の第1回定期テストが終了しました。

中1の1学期の定期テストは、まだ簡単ですよね。
「1学期に1回の大きいテストなのに、こんなもんか~♪」
中1生は、そんな感じに勘違いしないようにしてほしいです。

1学期は、みんなできて平均点は高いし、差はつきません。
でも、2学期以降は差がついてくるようになるはずです。
そして、その差は中2、中3へと・・・★(←コワ~)

できれば中1の内容は、「できて当たり前」にしたいです。

では、定期テストの過去問です。
集団指導で扱ったものを紹介しますね。

問題「写真のようにマッチ棒を並べて、正方形を作っていきます。正方形を20個作るとき、マッチ棒は何本必要ですか。2種類の考え方を説明しなさい」

規則性の式を作るわけではありません。
正方形は20個と決まっているので、その数え方を説明します。
マッチ棒の本数は、どんな数え方でも「61本」になるはずです。

内容が理解できた上で、表現力が必要ですよね。
最近の中学校では、重要視している知力です。

埼玉県公立高校入試問題の数学も、説明する問題が増えました。
「思考力・判断力・表現力等をみる問題」と言われています。

単に計算が当たればいいというわけではありません。
「過程」や「考え方」を重視しています。
そして、その考え方を、わかりやすく相手に伝えられるかどうか。

私は、計算よりも高度な学力が必要だと思いますね。
計算は、思考力などがあまり必要ない気がするからです。
やり方を覚えて、あとは繰り返せばできるようになりますから。

さて、問題の説明例としては、まず以下の2つを紹介しました。

まずは、1つ目の説明です。

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左端のタテのマッチ棒を最初の1本とする。

次からは、「コ」の字の形で3本ずつが続いている。

正方形を作るなら、それが20個あるはず。

→ 1(本)+3(本)×20(個)=1+60=61(本)
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次に、2つ目の説明です。

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タテのマッチ棒が(1+20)本ある。

ヨコのマッチ棒は、20本ずつが上下にあるので、20×2(本)

これを合わせると・・・。

→ 1(本)+20(本)+20(本)×2(列)=21+60=61(本)
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この2つを紹介したあとに、「他のやり方ある?」と。
あとは3つほど、教室の子どもにも数え方を出してもらいました。
私では思いつかない数え方もあるものです♪

「思考力・判断力・表現力等をみる問題」に強くなるためには?
それは、やはり計算ができるのは当たり前で・・・。
このような問題に多く取り組んでいくことでしょうね☆

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↑できましたか?

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コメント
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