痩せた土壌に良く咲く、きれいなピンクの「ねじり花」 最近は群生は、ほとんど見かかない、たまに数本、見かけるが草刈機で刈られたり、除草剤の影響を受けて少なくなっている。
テレビもなかった昔、近所に「物知りの政じい様」と言われる人がいた。
お金持ちとか学歴があるかではなく、むしろ学歴らしきものはなかった人だったかと思う。
「物知りの政じい様」は、ほら(うそつき)じいさまと悪態をつく人もあったが「政じい様」のほら話は子ども心に楽しく、次の話をねだった。
昔々、弓矢自慢の武将が、胡四王山から北にそびえる山に向かって弓矢を放った。
現代で言えば、その距離10㌔近く、その山に僅かのところで、矢はそびえる山に届かなかった。
「届かない」は、この地方の方言で「とづかない」・・「とづかない森」・・・「戸塚森」と呼ばれるようになった。
胡四王山付近から戸塚森を望む 弓矢の届く距離ではない!
万事、この調子の「政じい様」の話は、子ども心をわくわくさせ、次の「ほら話」を待った。
三郎堤の「首洗いの池」 、 本宮さんの「首塚」、 寝小便する子が参る山の神さんの「金精さま」、姥捨ての話等々
パソコン、スマホ全盛の現代、裏付けのない話など子供が受け付けてくれない。
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