岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

野良犬の役割

2016-05-25 15:45:16 | いなか暮し

   今朝の収穫
 20余年も前、静岡の知人にねだって送って貰った竹が根付いて毎年筍の収穫が楽しめる。
 今年も4月下旬頃から始まり、この1ヶ月で90本ほどの収穫、100本を上回った去年に迫っている。
 岩手内陸では珍しいタケノコのおすそ分けは近所で好評!

 自分も古老の類ではあるが、さらに上の古老から聞いた。
「野良犬がいなくなり、どこでも放し飼いをしなくなって困った・・・・」、野良犬どころか飼い犬も放し飼いしているところはない。
 犬は家の中で飼われるようになり、たまに野生に戻るべく吠えたりするとしつけと称してご主人様の怒りに触れる。
 仕方なしに静かにしっぽを振って食事を保障してもらう。

 ラジオの番組で学者先生が話していた
「野良犬がいなくなって里に獣が出没するようになった・・・・」

 夜な夜な出没しては畑の野菜を失敬するタヌキ、今は人気があると、自由に闊歩して畑の柔らかな土を掘り返す猫、出没の噂が絶えない熊や鹿の話、猿や猪もまもなく里に現れる日が近い。
 臭いや音に敏感な犬、特にも野良犬は敏感だったんだろう。
 いつもと違う臭い、鳴き声、音には吠えては山に追い返していた。
野良犬や放し飼いの犬の役割は大きかった。

 生態系を一ついじると環境には計り知れない大きな影響を与える。

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