今から40年ほど前の大阪万博の年、京都郊外宇治市の近くにしばらく滞在したことがある。
仕事の合間に京都の神社仏閣を見てやろうと、せっせと見てまわったので
「岩手の頑固親父」は盛岡より京都の方がくわしい。
行き帰りに通る久御山町の巨椋池の荒地に黄色い花が無数に咲いている。見た事のない背丈の高い毒々しいほどの黄色で晩秋というより初冬まで咲いていたが岩手では見かけないから暖地特有の花なんだろうと思っていた。
秋、稲の取入れが終わって旅行に出かけると全国どこでも黄色い花をみかけるようになった。
15~20年ほど前、黄色い花は岩手にも出現したと思ったら瞬く間に鉄道、河川敷、手入れの行き届かない転作田に黄色い花を咲かせるようになった。
戦後輸入物資とともに入ってきて60年ほどで日本をほぼ「侵略」した事になる。
普通の花が終わって寂しくなった野辺に毒々しくも真黄色の花はにくくもない。
そのうち 「セイタカアワダチソウ」や・・・・・・晩秋の季語になるかもしれない。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)キク科
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