「神楽場の二本松」と親しまれた人気の松もマツクイムシにやられ、伐採も近い。
平泉 藤原秀衡公の三男 泉三郎忠衛公がこの地に落ち延び矢沢地域の百余町歩の水田灌漑の為、ため池工事をこころざし祇園牛頭天王を工事現場の西方にまつり
工事の無事完成を祈り神楽を奉納した場所と伝わる。
又、ため池をつくる際に住みかを失った沼の主が現れ龍灯飛び交い暴虐をはたらくため村人が恐れ、この場で神楽を行ったところ、沼の主の怒りが納まり穏やかな平和が戻ったと伝えられる。
その後、毎年この地で神楽を奉納し地域の安泰を祈願したと伝わる。
(幸田神楽保存会顧問 宍戸俊夫氏による)
伝説の地に育った名木「神楽場の二本松」、この冬には伐採される。
今年、人気の釜石線「SL銀河」 遠野、釜石方面に向かう下り、新花巻駅を発車して約3分ほど、
右手近くに見える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます