梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

久々の試験

2008年11月29日 08時23分03秒 | Weblog
この何週間か憂鬱な日々が続きました。試験を受けなければならなかったからです。その試験とは、損害保険募集人の更新試験です。

今から15年前、取引先の損害保険会社から代理店となることを勧められました。当時わが社はブラジルから厚板をLC決済で購入していて、海上積荷保険も掛けていましたので、自ら代理店になるそんなメリットもありました。

平成5年、損害保険の普通資格を取得しました。まだその頃は、頭も今から比べればですが柔軟でしたので、覚えることは苦でもありませんでした。

その後保険業界もコンプライアンス問題や個人情報保護法など制度も変わり、資格の更新試験が行われることとなり、今回となりました。200頁ほどの受験テキストがあるのですが、受験日は既に半年前から分かっていたのですが、なかなか勉強のスタートが切れません。

やっと本格的に勉強し出したのが一ヶ月前。毎朝一時間くらいは行いました。しかしテキストを一巡二巡しながら読み直すのですが、前に覚えたところを忘れているのです。それを計算に入れていませんでした。

もっとひどいのは、三回目にしてこんなことが書いてあったのか、初めて気が付く箇所があるのです。記憶力や集中力が低下しているのです。

とにもかくにも試験日、会場に行きました。毎月全国レベルで、他の保険会社の代理店も同じ指定された会場でするのですが、人数の多さに圧倒されました。

試験はどんな試験でも緊張します。45分間で、50の設問です。始まって20分後から、早く終わった人は退場を許されます。私はそれどころではありせん。早く出て行く人がいます、尊敬の眼差しです。

終わりました。見直しも含め、やはり最後までいました。帰り際気が付いたのですが、軽く70歳は超えているだろう女性もいるのです。自分の歳で、記憶力の低下を嘆いた自分がいやになりました。結果は7日後に判明します。
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