銚子・角巳之・三代目

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20万隻休漁の日に...。

2008年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3344 20万隻休漁の日に、漁師さん直営のお店で漁師さん達と飲んでました....。みんな生活があって、出来れば漁に出たい....でも.....。稲作農家さんもおりましたが、食糧自給が39%の国で、国内の食糧生産体制の再整備が急務であるのに、こんな状況が続くと、後継者がいなくなる....。300坪の田んぼから収穫は10万円以下....。想いや理念があっても、霞を喰って生きていける訳じゃなし....。すべからくパラダイ・ムシフト(歴史の構造転換、価値観の大幅な変更)を迎えている昨今であります。こと食糧についてはボディー・ブローのようにじわじわ効いてくる....。ボクシングジムの方に聞いた話...。アッパーカットでダウンできれば、やられても“天国”に行けるが、ボディー・ブローでやられると地獄だね....。アッパー喰らうと何も考えることなく瞬時にダウンできる。表現悪いけど、気持ちよく倒れられるんだよね....。でもボディーは最悪、少しずつ効いてきて、まずい、まだまだ、今度は本当にまずいぞ....でも....。ある時、急に立っていられなくなる....。その後は断続的に地獄の苦しみが続く....。そんな話を聞きながら、ツマミは写真のようなもの....。赤味はカツオ、真ん中はイシダイで、白身はマコガレイ(たぶん昆布〆かと)....。すべて銚子港前浜で前日に揚ったもの。イシダイなど鮮度が良すぎて噛み切れない....。でも噛むほどに甘みが充満...。不埒な文章でした....。これからの時代、食べ物の側(生産地)で生活できる幸せを感じねえといけねえんじゃねえかね....と。生活圏から四里四方(約16km四方)のものが食べられる幸せ。すべてお金ではなくて、労働の対価で食糧が手に入る幸せ....。ボディーが効いて来る前に気付け...。とは稲作農家さん談....。ボディー喰らいながら、反転攻勢は相当の“覚悟”がいるぞ....と。


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1 コメント

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毎回のぞきに来ています。 (めぐりん)
2008-07-18 10:02:19
毎回のぞきに来ています。
食料自給の件、もっともな事だと思います。
日本の食料自給率の低さは異常ですよね。
それにしても、毎度毎度美味しそうな…(^Q^)ジュルッ!
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