銚子・角巳之・三代目

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お江戸へ②

2009年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

005 東京ステーションホテル解体....。歴史的建造物ゆえ、一部は残されるようですが....。客室には泊まったことはありませんが、喫茶室には何度か入ったことがあります。外側同様、内部も荘厳な雰囲気があり、取り留めの無い話が、何故か非常に格調高いもののように感じられたような記憶があります。”雰囲気”というのは非常に重要だと....。まあ、私の話...。本当に取り留めの無い内容であったと思いますが....。さてお江戸。景気悪化の波が容赦なく襲ってきているようで、一般的に言って飲食店などはここ近年にない不振が続いているとのこと。量販店での低価格化には一層拍車が掛かり、以前よく言われていたデフレ・スパイラルの波が直撃していると....。しかしながらそれは都市だけでなく、銚子をはじめとする産地にも容赦なく波及しております。低価格化が進んでも、消費地高・産地安の構図は変わらないどころか、ますます激しくなってきているようです。ある研究機関の方々と食事しながら打ち合わせしておりましたが、日本の水産物の"産地”対”消費地”の価格上昇は約4.7倍なのだそうです。わかりやすく言えば、銚子で100円だった水産物が東京では470円になっている。むろん、配送その他、経費が掛かっているわけですから、一概に高い安いとは論じられませんが、ニューヨーク、パリなど世界の大都市で行われた同様の調査でも4.7倍は飛びぬけて高い....。世界的な食糧問題を鑑みれば、これから日本国内における水産物流通は劇的に変化が起こること必定であります。さてさて、花は紅、柳は緑....。花は赤くて、柳は緑色。何で柳が赤じゃないんだと叫んだところで、それが現実の姿...。禅の世界の言葉です。比較するなといわれても、そこは生身の人間。比較したくもなるし、嫉妬に狂う場合もある....。流通構造を解明するぞ、真実を明らかにと正義漢ぶっても、真実を知れば知るほど不都合も生まれてくる....。部分最適の総和は全体最適ではない。そう、何度も掲載しております合成の誤謬(ごびゅう)現象が現れてまいります。中途半端に真実を追い、不都合が出てきたからうやむやに....。どうしたものでしょうか....。流通構造の変革は待ったなし。徹底的に真実を追い、結果として不都合が生じてもそれを受け入れる....。きれいごとではなく、衝撃に備えよ!であります。続きは次回に。


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