銚子・角巳之・三代目

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食の安全・安心

2006年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0404 最近、新聞雑誌・TV等では食糧危機とか、食の安全に関する話題が尽きません。先週の日経新聞に食の安全を巡るいくつかの対立軸が示されており、食品製造業者として、一人の消費者として、大変興味深く読みました。参考文献の紹介もありましたので、右側にいくつか掲載しておきました。それにしても食の安全・安心とはどういう状態か?という事ですが、そもそも“安全”と“安心”は違う概念なのに、それらが混同して使われているところが問題の複雑さに拍車を掛けているように思います。“安全”は理化学的な根拠に基づく世界、これに対して“安心”は心の問題。いくら数字を並べて根拠を示しても、心の問題であるが故に感じ方は人それぞれ。最終的には自己責任なので提供側は正確な情報公開を。となるのですが、そのためのコストは誰が払う?から始まって、結構課題も残っております。ただし情報公開は世の中の趨勢。問題は出てきた情報(産地とか製造方法、添加物など)をどのように扱うか(判断するか)?だと思います。直売所などが非常に元気が良いのは、無機質な情報の羅列ではなくて、そこに作り手と食べる側、双方の会話がある(=安心感)という事だろうと思います。写真は君ヶ浜海岸。8月も下旬ですが、まだ“盛夏”という雰囲気でした。ヨットも見えます。


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