銚子・角巳之・三代目

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群馬県にて①

2019年12月20日 | 利根川シリーズ

仕事で群馬県(高崎市周辺)に行って参りました。群馬訪問は10年ぶりくらいになるでしょうか。群馬県も
銚子とは非常にご縁が深い場所...。江戸時代のある時期、銚子は高崎藩の飛び地(幕府直轄領)であった、
ということだけではなく、利根川繋がり...。群馬県・水上を発した大河の一滴は、銚子から太平洋に注いで
おります。

徳川家康によって開始された利根川を銚子へと流す大工事...。昨今の大型台風の被害等を鑑みるに、
江戸(東京)を水害から守るということを、すでに数百年も前に実行していた、その先見性...。もはや先見性
というより、超人的、あるいは宇宙人ではないのかと思われるほど。GPSも先進的な重機も、あれもこれも

ない中、“人力”だけでこの大事業を行ったこと、言葉もありません。知人の役所の方々も、考えられない...と。
この利根川、流域面積で日本一。その流域が様々な農産物や畜産物を育むだけでなく、河口から海の恵みをも
たらし、様々な伝統文化を形作って参りました...。その繋がりを示す一つ...。坂東33霊場巡り...。

時間ありましたので群馬県に2ケ所ある札所に行って参りました。本日は第15番札所・白岩山・長谷寺。
宗派は聞きなれない、金峯山修験本宗と書いてありました。開祖は役行者(えんのぎょうじゃ)...。
ここにも山岳信仰、修験者が...。確かに、所在地は高崎市でありましたが、人里離れた山の奥に建立されて
おり荘厳な雰囲気がありました。続きは次回に。




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