銚子・角巳之・三代目

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交通整理③

2021年02月25日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子港においてもすでに変化は起こっておりました...。水揚げされるサバの半分以上が輸出されて
いる。この堅調な輸出に支えられ相場が維持されておりました。次に、地元最大の船団、最大の
買受人、中央卸売市場(豊洲)大手の荷受。この3者が連合体を形成しました...。

業界でいうところの、垂直的統合...。同じ業種の方々(例えば鮮魚商とか)が横で(水平方向に)
組合等を作るのではなくて、漁船⇒産地仲買⇒中央荷受が縦に一体化する。最新鋭の装置を備えた
大工場が出来て、それらは主に輸出される...。時代の流れに合致した先駆的取り組みであります。

すでに買参権(魚を買う権利)は形骸化しております。排他的な既得権の崩壊...。現在、全国各地
産業の区別なく起こっている現象であります。幕末~明治に掛けて、もう殿様はいりません。
武士もいりません。髷を落とし、藩を廃して県としたり、神仏を分離したり...。これと同じ...。

変化は予兆のみ見せながら、決して姿を現さず、目に見える状況になった場合は何人も抗う事は
出来ない...。昔は良かった、こういうしきたりで等々...そんなことを言っているうち...あっと言う
間に状況が変わって行く...。ちょっと前に良く聞きました100年に一度の...(続きは次回に)


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