銚子・角巳之・三代目

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高野山・東京別院②

2023年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

触頭(ふれがしら)とは、江戸時代に幕府や藩の寺社奉行の下で各宗派ごとに任命された特定の
寺院のことだそうです。さしずめその宗派の中核を為す寺院で、様々なお達しを受けてその宗派
の全寺院に責任を持って(お達しの内容を)伝える役割を担っていたところ...とでも。

東京別院は別名、“高輪結び大師”...。高輪とは古来、高縄と表記されており、その縄は江戸の入り
口に魔が入って来ないように...。いわゆる“結界”の役割があったそうです。上野でも玄関口と書き
ましたが、この地も玄関口...。江戸の東西南北にはこのような要衝が数多あったようです。

そして縄は、様々なものを結ぶ...から転じて、仏様と人、人と人を結ぶに繋がり、それを結んで
下さるのは弘法大師様である(よって結び大師)。真言信徒によらず地域内外の多くの方々から
信仰を集めている寺院です。最寄り駅は話題の高輪ゲートウェイ駅。泉岳寺も明治学院大学も近く。

高野山へ、銚子から数年に一度は訪れておりました。最後に行ったのは5年前と記憶しております。
そんなお話をお寺の方としておりましたら、今年は弘法大師ご生誕1,250年の節目です...と。
ご縁あれば和歌山に行けるだろうし、行けなかったら再び東京別院へと思っております。

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