銚子・角巳之・三代目

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食魚革命その②

2006年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

000_0480 昨日の食魚革命の続き。番組では長崎松浦港(日本有数の漁港です)のサバが取り上げられておりました。松浦では年間5万㌧のサバが揚るそうですが、300g以下のサバはジャミサバと言われ食用で売れず、殆どが養殖等のエサとして安い値段で販売される(銚子も同様ですが)このジャミサバは人間が食べられないか?というと全くそんな事は無く、要するに規格好き、脂の乗りが最終評価の日本人の間で評価されないだけのようです。余談ながら、牛肉も結局サシ(脂肪交雑)が評価基準。牛乳は乳脂肪分、鶏肉はパサパサしているとムネ肉が売れない。番組ではそのジャミサバを中国に輸出。の場面が紹介されておりました。そのサバ、中国では日本の価格の倍で販売が出来るということでこれから本格的に実行に移したい云々とありました。中国大連の水産会社は輸出ではなくて、漁獲したら船ごと大連に寄港し、そこで水揚げして欲しいという希望を持っているようです。そうすれば輸送費、包装加工、人件費等が大幅に削減されると...。(現時点では制度・法律の壁で不可能のようですが)日本国内における農林水産業の後継者が激減している昨今、食糧自給率は40%前後(世界最低水準)に落ち込んでいます。続きは明日。写真は銚子港前・水産物直売所の空き地で休憩中のカモメです。その数、400~500羽はいたと思います。


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