銚子・角巳之・三代目

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お会式②

2007年10月24日 | 銚子の風景

Img_1915 日蓮宗のお会式は日蓮聖人のご入滅(10月13日)前後を中心に全国各地で営まれているようですが、別格中の別格は東京・池上本門寺。ここは例年何十万人と言う方々で賑わっております。昨日、懐かしさが?と申し上げましたが、これを読んで分かるのは、東京時代の同僚だけかと....。さて、池上本門寺は日蓮聖人が最後を迎えた霊跡であります。お会式に連なる万灯は、日蓮聖人ご入滅(お亡くなりになる事)に際し、季節外れの桜が咲いたという故事に倣っているのだそうです。江戸の火消しが用いた“まとい”も名物ですが、何故まといなのか?は分かりません。妙見様のお会式には最後尾にお神輿が出ております。妙見様の大神輿。大きさと言い、歴史と言い、格式と言い、銚子の名物だと思います(いまだ動く被写体が上手く撮れません。ピンボケ何卒ご容赦を) 私は宗教の事は良く分かりませんが、記憶を整理したり、人から教えて頂いた事などを総合すると、日蓮聖人は今で言えば、改革者でしょうか。時の権力者と結託した宗教の堕落を痛烈に批判し、それがために様々な法難(困難)に遭遇する。けれど、何度法難に遭っても信念は変わらない。時代は鎌倉。(北条)執権の内部抗争、元寇、飢饉、疫病の流行....。正しい教えを広めなければ国内は混乱し、外国からの攻撃を受け国は滅びる...。個人の事だけでなく、国家全体の安寧を願う(立正安国論)。日蓮宗の特徴なのだそうです。日蓮聖人の開目抄という書物の中の一節、“我、日本の柱とならん、我、日本の眼目とならん、我、日本の大船とならん”....。南無妙法蓮華経。日本最古の大学、立正大学は立正安国論に因んでいるとか。立正大学の発祥地は銚子の隣、匝瑳市の飯高檀林であります。


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