銚子・角巳之・三代目

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五月晴れ

2020年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

五月(さつき)晴れ...。5月の良く晴れた日を表す表現と思いきや、実は梅雨の晴れ間を指すのです...。何かの
TVコマーシャルでも流れてましたので、五月晴れは梅雨の晴れ間と記憶していたところ、先般国語の先生に
聞いたら、5月の爽やかな晴れ間も五月晴れでいいんです...。辞書にも載ってますと。

別にどっちだって...ということでありますが、言葉の解釈も時代とともに変わっていき、正解か不正解かよりも
多くの人(表現曖昧ですが)がそう思ったら、その解釈は一般的なものと捉えて良いのではとのことでありま
した。確かに...。由来を尊重しつつ、現代風に...。何事もそうなんだろうと思います。

明治初頭まで使われていた旧暦・太陰暦と、現在使われる新暦・太陽暦では約1ケ月のズレ...。旧暦の5月
は現在の6月頃を指しており、故に五月雨(さみだれ)という表現は、現在の梅雨時期を指してるのだそうです。
五月晴れ、五月雨...。理屈はさておき、日本語の表現は美しいですね。本日はただそれだけのことを...。

銚子の海も、だんだん夏の顔になって参りました...。海や畑、田んぼの姿で季節を感じる...。そんな感覚、すっかり
定着して参りました。今年もまた、日常を変えてしまうほどの大嵐や、例の第二波、三波の襲来もあるのでしょう。
嵐を経験すると却って、この何気ない風景が身に染みる...。梅雨の晴れ間に感じる心地よさに近いかと...。

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